「福袋開封動画」に見るYouTuberの個性 超高価な大箱開封から怪しい中身の暴露まで総まとめ

ヒカルが開封した怪しい1個10万円の福袋の中身は?

「怪しくないよ」と書かれた怪しすぎる10万円の福袋を開封して中身全て査定してみた…

 「一風変わった福袋」を持ってきたのが、羽振りの良さを前面に押し出していくスタイルのYouTuber・ヒカルだ。ヒカルが開封したのは、自身の運営する会社のスタッフが個人経営店で見つけてきたという「福袋」と紙が貼られた汚い段ボールの箱。1万円、3万円、10万円と3種類あり、「:secret:」「怪しくないよ」などとマジックで手書きされていて、どう考えても怪しい。

 そんな福袋、というより“福段ボール”を開ける前からヒカルは、「やばいやろ、これ!」「絶対まともなもの入ってへん!」と楽し気だ。肝心の中身は、「一番くじ」の余りものと思われるシロモノがズラリ。が、唯一10万円の段ボールにだけは、一番くじ関連商品群にサンドイッチされるように、なぜかドン・キホーテなどで売っていそうな「特攻服」のコスプレが。この斜め上を行くセレクトにヒカルは、「このレパートリーの中に、急に特攻服入れる?」「センスありすぎやろ!どうなっとんねん店員!」と大笑いしていた。

フィッシャーズが見せた洗練された“福袋芸”

【福袋?】1万円分の〝?袋〟を開けたら出てくるものがとんでもねぇwww

 これまでに福袋動画を多数アップしている7人組YouTuberグループ・フィッシャーズは、「1万円分の〝?袋〟を開けたら出てくるものがとんでもねぇwww」というタイトルの動画で、“福袋芸”とでもいうべき洗練されたパフォーマンスを見せた。

 開封者はリーダーのシルクロードと、メンバーのモトキの2名。秋葉原で購入したという1袋2000円の「?福袋」を5袋、合計10000円分開けていくのだが、ただ単純に中身を紹介していくだけでは、やや面白さに欠ける。そこでシルクは、2袋目で、銀魂や妖怪ウォッチといった人気アニメグッズの中に紛れて、なぜか、叶姉妹の妹・叶美香のフィギュアがあったことに大ウケ。途中から「どうせだったら、(叶)恭子さんも欲しい!」と目的をシフトさせたのだ。

 4袋目で2体目の叶美香フィギュアを引き当てると「恭子さん何で出ないの!?」と本気で悔しがり、ラスト5袋目でついに恭子さんフィギュアが出たかと思いきや、「あ~!恭子さんと思ったら、プリキュア……」と類似品を引き当ててがっくり肩を落とすなど、しっかりと見どころを作るプロの仕事をして見せた。

 このように、中に何が入っているのかを、YouTuberたちのリアクション含めて楽しめる福袋動画。今回紹介した以外にも、様々なYouTuberが多種多様な福袋を開封しているので、興味を持たれた方はぜひYouTubeで「福袋 開封」でクリックしてみてほしい。

■こじへい
1986年生まれのフリーライター。芸能・スポーツ・音楽・カルチャーのコラム・リリース記事から、ゲームのシナリオ、求人広告まで幅広く執筆中。

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