『いきなりマリッジ3』第7話ーー出会って18日目、新郎の秘密をきっかけに“義実家問題”勃発
「実家には入りたくない?」
新婦ヒナ(24歳)に伝えたかったことをようやく告白することができた新郎ジュンペイ(39歳)。しかし、それを聞いたヒナの表情はたちまち曇ってしまう。
“新婚”生活18日目。2日前初めてぶつかった二人には、まだその時のわだかまりが残っていた。「ケンカの後って普通めっちゃラブラブじゃない?」と話すヒナ。MCの紗栄子が推測していたように、ヒナにとってケンカは「二人の仲を深めるためのイベント」なのだろう。わだかまりを抱えているのはヒナだけではない。黙々とデートの準備をするジュンペイの横顔からは、ヒナの涙やケンカに対して、いまだに考えを巡らせている様子が伝わってくる。
ジュンペイの仕事が忙しく、二人はこの日まであまり話せていなかった。やりとりが微妙にぎこちない二人。だが、ヒナがケンカした日のことに触れると、二人は冷静に当時の心境を語り合う。お互いの思いを打ち明けるうちに、二人の間にあった気まずさが晴れていった。ヒナは「(ケンカして)よかったと思う」といまの想いを口にする。
車から降りた二人は、仲良く手を繋いでいた。無邪気にはしゃぐ二人からは、初めて出会った日のような仲睦まじさが感じられる。二人は観覧車に乗り込むと、外の景色を楽しんだり、車内に流れる音楽と雰囲気のミスマッチさに笑ったり、終始リラックスしたムードで幸せそうだ。そして観覧車の終わり際、ジュンペイがヒナの肩を抱き寄せて、そっとキスをする。
口づけした理由について、ジュンペイは「純粋に可愛いなって、キスしたいなって思ったんで」と答えた。一方キスをされたヒナは、「えっ? ってなったけど、半分嬉しい」とコメント。突然の出来事に戸惑ってしまい、「少し拒絶した」と振り返るヒナだが、自分が踏み込めない領域を踏み込んできたジュンペイに対して「マジかっこいいな」という意見も。ジュンペイのキスが“新婚”生活へネガティブに響くことはなさそうだ。
ドライブデートから帰ってきた二人。ヒナは翌日から家族の用事で5日間名古屋に帰ることに。会えなくなる日を前に、ジュンペイはずっと言えなかった「(ジュンペイの)実家で一緒に暮らしたい」という思いを明かそうとする。言い出すきっかけを掴もうと、30日後の生活について「何か不安とかある?」「住む場所とか住む家のイメージある?」とヒナに質問するジュンペイ。ヒナの答えは「そこで私がOKってなったら別に不安とかないと思う」「一緒に住むってなったら、またそれも決断」と一貫して前向きだ。二人は2日前のようにヒートアップすることなく、慎重にお互いの思いを擦り合わせていく。そして、ジュンペイは意を決して「実家を改築して、一緒に住むのはどう?」と提案する。