wacci、なぜLINEのサービスを積極活用? 「ベツカノ」ヒット後に感じた“手軽なチケット”の重要性
「“ライブって楽しいんだな”という入り口になりたい」(橋口)
ーーなるほど。そして今回のツアーから、LINEチケットのサービスを導入したそうですね。
橋口:そうなんです。きっかけはスタッフから「こういうサービスがあるよ」と教えてもらったことなんですけど、慧慈くんは以前からLINEチケットを使ってたみたいで。
村中:すごく便利なんですよ。チケットを買うときって、最初から登録しようとするとけっこう大変じゃないですか。僕はそこで心が折れちゃうタイプなんですけど(笑)、LINEチケットの場合は、既に個人情報が登録されているから、スムーズに購入できるんです。最初に買ったのはでんぱ組.incのチケットなんですけど、本当に2〜3クリックくらいで申し込みが完了して。
横山:ツアーのサイトは僕が作ってるんですけど、LINEチケットは連携しやすいし、スマートフォンの順応度も高いんですよ。あとリセールがすごくラク。LINEでつながってる友達にチケットをプレゼントできるのもいいなって。
村中:ファン心をくすぐるよね。「私の推しを一緒に見に行こう」って。
横山:チケットをプリントアウトする必要もないしね。
ーー「別の人の彼女になったよ」で初めてwacciを知ったリスナーも、気軽にチケットが買えそうですね。
橋口:まさにそうなんです。“ベツカノ”とwacciが結びつく人はある程度限られるだろうし、ライブに来ようと思ってくれる人はさらに限られる。そのうえチケットを買うシステムが面倒だと、慧慈くんみたいに「まあいいか」ってなっちゃう人もいるだろうなって。LINEチケットは簡単だし、味方になってくれてますね。
横山:LINE MUSICからチケット情報へすぐ飛べるので、「いいな」と思ったら、その場で買えるしね。
橋口:うん。これは僕らのバンドの特徴だと思うんですけど、“ライブ自体が初めて”という方がけっこういらっしゃるんです。“ライブって楽しいんだな”という入り口になりたいと思っているし、LINEという日常的なツールを使ってチケットを取れるのはすごくいいなと。
ーー“ライブに行く”というハードルが下がりますよね。wacciは定期的にLINE LIVEも行っていますが、反応はどうですか?
橋口:いろんな配信ライブをやってますけど、LINE LIVEがいちばん視聴者数が多いし、ダイレクトに聴き手に届いてる感覚がありますね。
横山:「LINE LIVEで観て、ライブに来ました」という方もいらっしゃいますね。
村中:通知機能があるから、LINE LIVEが始まったらすぐわかるしね。僕もいろんなアーティストのLINE LIVEを観てますけど、すごく効果的な告知になるなって。
小野:Twitterはフォローしてないけど、LINEの公式アカウントはフォローしてくれてる人もいて。SNSによって使ってる層が違うんでしょうね。
横山:そうだね。LINEは生活に密着しているから、情報も届きやすいのかも。リッチメニューやビデオメッセージのサービスも上手く使いたいですね。他の企業さんの使い方を見て、「こういうこともできるのか」と参考になることもあるし、いいと思えばマネするようにしてます(笑)。wacciのLINE公式アカウントの登録人数は1万5000人くらいなんですが、実際にどれくらいの人が情報をチェックしてくれるかもわかるし。
ーー素晴らしい。横山さん、情報発信のプロですね。
横山:(笑)。以前、ネットワーク会社で仕事していたんですよ。好きなんです、そういうことが。
橋口:マネージメントも横山を頼りにしてますから(笑)。情報の発信にしてもレコーディングにしても、分業でやってるんですよ。ただ、「もうちょっと(情報発信に)参加しようかな」と、いま思いました(笑)。
ーー今後LINEのサービスを使ってやってみたいことは?
橋口:アルバムのなかに「LINEの画面を立ち上げて」から始まる曲(「元カノの誕生日」)があるんですよ。「誕生日おめでとう」って、1年で唯一、元カノに連絡する理由があるじゃないですか。そこからはじまる未練たらたらの歌なんですけど、その曲で何かできないかなと思ってます(笑)。
村中:スタンプと曲をリンクさせるのもいいですよね。
横山:LINEチケットのアカウントでLINE LIVEを配信したいですね。
小野:ライブ会場までの案内を送るのもいいかも。
橋口:前回のツアーのときは、ライブ後に弾き語りの動画を配信したんですよ。今回もチャンスがあったらやりたいですね。
横山:ライブの一部を中継したりね。
橋口:ツアーの後半だったらいいかも。やれることはなんでもやって、どんどんwacciを伝えていきたいですね。
(取材・文=森朋之/撮影=林直幸)
■LINE関連リンク
LINEチケット
■リリース情報
4th Album『Empathy』
2019年12月4日(水)リリース
<収録曲>
1.「Baton」※テレビ東京系ドラマBiz『ハル ~総合商社の女~』主題歌
2.「坂道」
3.「東京ドリーム」
4.「足りない」
5.「三日月」
6.「太陽みたいに」
7.「どうかしている」
8.「結」
9.「ピント」
10.「元カノの誕生日」
11.「ここにいる」
12.「今日の君へ」
13.「Buddy」
14.「別の人の彼女になったよ」(bonus track)
【初回生産限定盤A】(CD+DVD+フォトブック)
価格:4,600円(税込み)
<DVD内容>
・「結」 Music Video
・「Baton」 Music Video
・「別の人の彼女になったよ animation by ごめん Ver.」 Music Video
・レコーディング特典映像
【初回生産限定盤B】(CD+DVD+「ワチ公とゆかいな仲間たち」イラスト仕様)
価格:3,600円(税込み)
<DVD内容>
・レコーディング特典映像
【初回生産限定盤C】(CD+DVD)
価格:3,600円(税込み)
<DVD内容>
・「結」 Music Video
・「Baton」 Music Video
・「別の人の彼女になったよ animation by ごめん Ver.」 Music Video
【通常盤】(CD)
価格:3,100円(税込み)
『Empathy』購入特典情報
ニューアルバム『Empathy』をオンラインショップ・ 店舗にて購入者に、先着で“オリジナルアナザージャケット” (5種の内、1種をランダムプレゼント)をプレゼント。
※“オリジナルアナザージャケット”は数に限りあり。無くなり次第終了。
※“オリジナルアナザージャケット”は5種の内、1種をランダムでプレゼント。絵柄は選択不可。
※“オリジナルアナザージャケット”の配布対象店舗・ 絵柄は追ってご案内。
【SonyMusic Shop購入特典情報】
Sony Music Shopにて12月4日(水)に発売となるニューアルバム『Empathy』(全4形態の内いずれか) を購入者に先着でCD1枚の購入に付き、「Empathy購入者特典会」もしくは「Empathy先行試聴会」 のインビテーション(入場券)をプレゼント。
アルバム情報、購入は以下より
初回生産限定盤A
初回生産限定盤B
初回生産限定盤C
通常盤
「Empathy購入者特典会」購入申し込みスケジュール
【2020年】
1月19日(日)DRUM Be-7【長崎】開場19:00/開演19:30(予定)
購入受付〆日:1月5日(日)23:59まで / オンライン支払期限:1月8日(水)23:00まで
2月2日(日)柏PALOOZA【千葉】開場19:00/開演19:30(予定)
購入受付〆日:1月19日(日)23:59まで / オンライン支払期限:1月22日(水)23:00まで
※柏PALOOZAは応募人数によってスタンディングのご案内。
2月29日(土)広島クラブクアトロ【広島】開場19:00/開演19:30(予定)
購入受付〆日:2月16日(日)23:59まで / オンライン支払期限:2月29日(水)23:00まで
4月4日(土)梅田BananaHall【大阪】開場19:00/開演19: 30(予定)
購入受付〆日:3月22日(日)23:59まで / オンライン支払期限:3月25日(水)23:00まで
4月18日(土) 小樽 GOLDSTONE【北海道】開場19:00/開演19:30(予定)
購入受付〆日:4月5日(日)23:59まで / オンライン支払期限:4月8日(水)23:00まで
「Empathy先行試聴会」購入申し込みスケジュール
【2019年】
11月30日(土) 都内某所 第1部:集合13:00/開演13:30
購入受付〆日:11月17日(日)23:59まで / オンライン支払期限:11月20日(水)23:00まで
※本特典のプレゼントは終了。
11月30日(土) 都内某所 第2部:集合18:00/開演18:30
購入受付〆日:11月17日(日)23:59まで / オンライン支払期限:11月20日(水)23:00まで
■ライブ情報
47都道府県ツアー 『wacci 47都道府県ツアー 2019-20 〜Empathy〜』
詳しくはツアー特設サイトにて
■wacci関連リンク
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