日向坂46、新海誠、ヒゲダン、ROLANDら、LINE NEWSが選ぶ“2019年話題の人”に

LINE NEWS、“2019年話題の人”を表彰

 LINE NEWSが主催する表彰式『LINE NEWS Presents NEWS AWARDS 2019』が、12月16日にザ・プリンスパークタワー東京で開催された。

 『NEWS AWARDS 2019』は、ニュースサービス「LINE NEWS」において、2018年を彩る“話題の人”を独自の基準で選出・表彰するNEWSの祭典。「話題の人」としてLINE NEWSが選出した「アイドル」「アーティスト」「アスリート」「芸人」「実業家・政治家」「俳優」「文化人」の7部門35組から各部門1名の受賞者を表彰。さらに、今年からは「LINE ジャーナリズム賞」も新設された。

 LINE株式会社上級執行役員メディア担当・島村武志氏による挨拶、「LINE ジャーナリズム賞」に輝いたハフポスト日本版ニュースエディター・吉田遥氏の表彰の後には、「話題の人」から「実業家・政治家部門」を受賞したROLANDが登壇した。


 歌舞伎町で数々の伝説を残した現代ホスト界の帝王・ROLANDは、ホストクラブを中心に、脱毛サロン、飲食店など様々な事業を展開しながらメディアにも多数出演。「世の中には二種類の男しかいない。俺か、俺意外か」といった“ローランド節”が話題となり、今年ブレイクした。ROLANDは「夢や目標を100人中、100人にできないと言われたら、諦めるのではなく、100人全員が間違っていると証明すればいい」という予々大事にしている言葉を紹介し、「『ホスト出身のお前ができるわけがない。ホストのお前になにができるんだ』と100人中、100人に言われました。今年の受賞は100人に対してのアンサーになった」と受賞の喜びを語った。

 「アイドル」からは、今年2月、けやき坂46から改名した日向坂46が受賞。1stシングルから3作連続でオリコン週間ランキング1位、9月に開催した過去最大規模のワンマンライブで2万席を即完売させ、年末には『第70回NHK紅白歌合戦』への出場も決まっている。メンバーから代表して佐々木久美、齊藤京子、高本彩花が登壇。キャプテンの佐々木は、「今年は今まで以上にたくさんのことを日向坂46として経験した年でした」と駆け抜けてきた1年を振り返る。



 「文化人」から受賞したのは、今年7月に映画『天気の子』を発表した監督・新海誠。『天気の子』は国内観客動員数1000万人を突破し、歴代日本映画の興行収入ランキングトップ10入りを果たし、2019年最大のヒット作となった。新海は2019年を「映画がパワフルな年だったと思います」と振り返り、今年6月公開『アラジン』、7月公開『トイ・ストーリー4』、8月公開『ライオン・キング』、11月公開『アナと雪の女王2』のタイトルを挙げていく。『天気の子』はその間に公開された作品と説明した上で、「日本発の映画が日本で一番の観客に選んでいただけたということは、僕たちにとっては誇らしいことです。ただ、名前を挙げた作品は全てディズニーの作品。このままだと負けてしまうので、映画業界みんなで負けない映画作りをしていければなと感じた1年でした」とコメントした。


 「芸人」から「パンケーキ食べたい」のリズムネタでブレイクしたピン芸人・夢屋まさるが登場。盾を受け取ると、夢屋は泣く素振りを見せ「うぅ……パンケーキ食べたいですね」と一言つぶやき会場を笑わせた。「俳優」からは、今年ドラマ『凪のお暇』や映画『アラジン』で主人公。アラジンの日本語吹き替え声優を務めた中村倫也が受賞。昨年に比べ、今年はメインキャストを張ることも多く、中村は「見える景色も違った1年だったかなと思います。今まで気づかなかったスタッフの努力や思いを背負いながら作品に関わらせていただきました」と躍進の1年であったことを示した。


 トークセッションでは、ROLAND監修のタピオカ店「The Pearl」が今年オープンしたことから、流行語「タピる」のノミネートが触れられた。ROLANDは来年の流行語について聞かれると、「来年はオリンピックもありますし、ROLANDならオリンピックの丸一つぐらい増やせちゃうんで。五輪なのか六輪なのか。オリンピックに因んだ言葉が入ってくるんじゃないかと思いますね」とローランド節を見せる。さらに、今年の漢字には「俺」を選び、会場を湧かせた。

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