まさに巨大うどん! アメリカの高校生作「AirPods」型スピーカーが話題に
スピーカーの”うどん”の先端、つまり柄の部分には「L」という文字が刻印されており、こちらはオリジナル版でいうところの左耳用を表す部分になっている。そして、スピーカー部分のメッシュ部分は、網戸を使って再現しているという。さらにこちらは、実際にスピーカーとしてもしっかりと機能するようになっており、その部分はAaron Beckman自身が組み立てた”自作スピーカー”になっているそうだ。さらにUSB充電ポートまで搭載しており、一般的なBluetoothスピーカーと同様、このデバイスで音楽を通して聴いて楽しむことができる、というから驚きだ。なお、制作に費やした時間は22時間で、今後は左耳だけでなく右耳分も制作し、ステレオ化することも視野に入れているという。
現在、Appleは、ヘッドホンブランドの「Beats」を傘下に収め、様々な「Beats by Dr. Dre」のヘッドホンを販売している。今回の”AirPods Max”を見て、個人的には90年代にハウスミュージックのDJたちが愛用していた柄がついたDJ用の片耳ヘッドホンが頭に浮かんだ。最近はファッションにしろ、音楽にしろ、カルチャー全般で90年代のオマージュが目立つ。そういったことを考えると、サイズを適正なものにした場合、そっち方面で”Air Pods Max”の需要も生まれるのでは? とついつい夢想してしまう。ぜひ、「Beats by Dr. Dre」で、片耳ヘッドホンとして”Air Pods Max”的な製品を開発販売してほしいものだ。
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■Jun Fukunaga
音楽、映画を中心にフードや生活雑貨まで幅広く執筆する雑食性フリーランスライター。DJと音楽制作も少々。
Twitter:@LadyCitizen69