『テラスハウス』東京編・第19話ーー見え始めた初期メンバーと新メンバーの“温度差”、突然の卒業も

『テラスハウス』東京編・第19話レビュー

 「野球を観に行きたい」と香織に話したことをきっかけに、チケットを偶然持っていた愛華と野球観戦デートに行くことになった凌。愛華が、「試合終わったあととか、予定あります? ご飯かお茶か……」と尋ねると、凌は快く応じ、さらに「じゃあ俺がどこか予約しとく。たぶん車で行くから、(帰りは送るし)いっぱい飲んでね」とさりげなくリードする。

 デート当日、少し遅刻してきた凌だが、野球観戦後、ジンギスカンを食べに行った二人は、お互いの恋愛観を語り合ったり、将来の進路に悩む“迷える子羊”な愛華に、凌が海外留学での経験を基に力強くアドバイスを送ったりと、会話が盛り上がる。途中、凌が「トイレに行ってくる」と言って支払いを済ませ、愛華に「遅刻代」だと気を遣わせないようにするなど、彼のスマートな立ち振る舞いが目立った。テラスハウスに帰宅後、愛華は女子部屋で凌とのデートの感想を聞かれると「楽しかったですよ!」と即答するなど、満足している様子。また、男子部屋では、ペッペが凌に「愛華どう思う?」と尋ねると、「一緒にいて、楽しいよね」とコメント。凌もデートを満喫したようだ。

 一方で、ポケモン好きで意気投合し、『ポケモンGO』デートに出かける春花とペッペ。二人で街を歩きながら、好きなポケモンを捕まえたりゲームをしたりと楽しんだ。その後の食事では、春花がめずらしく照れたそぶりを見せる。ほかの男子メンバーと接していたときよりも、話し方もどこか可愛らしいように感じた。「ペッペが(テラスハウスに)くる前もポケモンは好きだったけど、今まで(ほかのメンバーが)誰もポケモンに興味がなかった。喋る人ができて嬉しい!」と笑顔を見せる春花。ペッペもまた「(春花は)エネルギーがある。エネルギーある人が好きだから」と、春花の努力家な一面を評価する。“他人のものが気になる”春花は、愛華に気がある様子のペッペに、アプローチをかけているようにも見えた。

 春花は帰宅後、香織と久々にガールズトークで盛り上がる。香織は翔平が急にテラスハウスを去ったことに対して、傷ついているかと思いきや「案外あっさり、ケロッとしている」と明かし、強がりなのかあまり興味のないそぶりを見せた。しかし、ペッペの話題になると、意外にも「最初、『絵を描く人来たかぁ』と思って、結構嫌だった。下で絵を描くのも気まずいし、ペッペの顔を見るのも嫌だった」と香織らしくない本音を吐露。だが、「最近はいい影響をもらっている」と前向きな感想で締めくくった。

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