Apex Legendsシーズン3「メルトダウン」開幕 新レジェンド・クリプトの長所・短所は?
リリースから半年以上が経った『Apex Legends』だが、10月2日より待望のシーズン3「メルトダウン」が開幕。マップやレジェンドはもちろん、ゲームバランスも大きく変化した。
ドローン操る新レジェンド「クリプト」追加
今回のシーズンでは、新レジェンド「クリプト」が追加に。クリプトは凄腕ハッカーで、そのコンピュータ技術で貧困した生活を抜け出し、ドローンを使ってApexゲームの中継システムを構築した。
クリプトはゲーム内で、ドローンを使った偵察や敵の電子機器を無効化するEMP兵器(電磁パルス兵器)などを使いこなす。特にドローン攻撃は強力で、今までにないテクニカルな戦い方ができるのも特徴的だ。
例えば、戦術アビリティの「スパイドローン」では、ドローンを使って、偵察と攻撃を行うことができる。「スパイドローン」はクリプトから数百メートル離れて活動可能で、敵を早期発見することが可能だが、ドローンの飛行時はかなり大きめの音を発することや、銃弾が1発でも命中すると墜落してしまうので、注意が必要だ。
ドローンは撃墜されると再度使用可能になるまで45秒もかかるので、なるべく撃墜されないように運用したほうが良いだろう。
パッシブアビリティは「ニューロリンク」で、戦術アビリティのスパイドローンで検知した敵の位置を味方に共有する能力。スパイドローンでは半径30メートルの敵を検知可能で、検知範囲内にいれば常に敵の位置が共有される。
ブラッドハウンドの戦術アビリティ「全能の目」が、スキャン時に近くにいる敵の位置を一定時間だけ見ることができることを考えれば、”常に”というのはかなり強力だろう。
アルティメットアビリティ「ドローンEMP」はドローンからEMP攻撃を行うことで、広範囲の敵に50シールドダメージとアークスターを食らったときのような、移動速度減少効果を与えることができる。
更に範囲内のトラップを破壊することもできるので、ワットソンやコースティクスが要塞化している場所で使うのも非常に効果的だ。ドローンから攻撃するという性質上、ドローン展開時でないと使えないが、遠隔地の敵を攻撃できるのはかなり強力だ。
新兵器「チャージライフル」
また、新たな武器として「チャージライフル」が追加された。
チャージライフルはエネルギーアモを使用するスナイパーライフルだが、同じくエネルギーアモを使用するトリプルテイクとは全く違った武器になっている。
チャージライフルはビームを照射するような武器で、トリガーを引くと細いビームを照射し始め、1秒程度経つと太めのビームが照射される。細いビームにも多少のダメージはあるので、継続して当て続けることが必要だが、全弾ヒットしたときの火力はかなりのもので、70ダメージほど出ることも。
スナイパーなので高倍率スコープも装着できるが、中距離でも使いやすい武器なので、2倍〜4倍ぐらいの中倍率スコープを装着してもかなり使いやすい。
さらに、重力による弾道落下がないのも特徴の1つ。ライトアモやヘビーアモの武器は弾道落下が激しく、遠距離狙撃の時には偏差撃ちが必要で、なかなか思ったように当たらない時もあるが、エネルギーアモは弾道落下が抑えられており、他の弾種に比べると当てやすい。
それでも遠距離になると狙うのは難しいのだが、チャージライフルは重力による弾道落下がなく、狙った場所にまっすぐ飛ぶのでかなり当てやすい。弾速も速くタイムラグなく着弾するので、敵が動いていても照準を合わせやすいのも特徴だ。