『テラスハウス』東京編・第16話ーー香織の“婚約者疑惑”に翔平が切り込み、二人の恋が急展開?

『テラスハウス』東京編・第16話レビュー

 新メンバーとして参加したペッペは、さっそくテラスハウスに馴染んでいた。メンバーに漫画のネームを見せたり、手料理を作ったりと新生活を楽しんでいる様子。またオレンジのリキュールを使ったカクテルを春花に振る舞い、それを屋上で一緒に飲むシーンも。ペッペは、ファーストキスがオレンジの味だったという甘酸っぱいエピソードを披露していた。そんな漫画家のペッペが入居したことによって、テラスハウスでは絵についての話題が増えた印象だ。

 ある日、ダイニングには、翔平、流佳、春花、愛華の姿が。流佳の絵についての話題になると、翔平が「描いてるの?」と、流佳に香織と買いにいった画材を活用しているのかを尋ねる。すると、自身の描いた絵とスケッチブックを持ってきた流佳。翔平と春花が席を外してしまったため、愛華と流佳の二人きりに。流佳が自分の描いた絵を愛華に見せ、それぞれの絵にまつわるエピソードを説明していく。絵のクオリティがあまりに衝撃的だったため、言葉が出ない愛華。流佳に感想を求められ、上手く会話ができずに、終始困ったような表情を浮かべていた。流佳はその後もスケッチブックを開き、愛華の名前を紙に書きながら「“えみか”って繋げたんですよ、そしたらここに“るか”って字がでてきた! すげえ」と興奮する。“愛華”の漢字がわからず、ひらがなで書いた挙句、よくわからないサインを生み出した流佳に、愛華はひどく動揺していた。

 翌日、ダイニングにそのままになっていた流佳のスケッチブック。そこには、“えみか”のサインとハートマークがたくさん描かれていた。これには、スタジオも騒然となり、山里亮太(南海キャンディーズ)が「翌日20個くらい書いてあったわけでしょ?」と、恐る恐るコメント。その言葉を皮切りに馬場園梓(アジアン)らスタジオメンバーが、「怖い怖い!」と絶句していた。

 悠介(イーデン・カイ)に誘われた花火大会の返事を保留にしていた春花。やっと意を決して悠介に電話をし、「想いを伝えてもらって、私はそれに応えることができないから、花火大会に行くのは違うかなって思って」と、自身の答えを口にする。結局、悠介は一人で花火大会に行くことに。一つの恋が花火とともに散っていってしまった。

 テラスハウス内のプールで、水中に入ったり水鉄砲をしたりと楽しんでいる女子メンバー。ふと春花が、最近香織が何か悩んでいるように見えることから、話を振る。香織は、個展のあとから目標がなくなってしまったことをポツリと呟いた。そして「相談したかったけど、誰に相談していいかわからなくて、諦めていた」と続ける。春花が「香織ちゃんは気を使うじゃん。弱いところも見せたがらない」と指摘すると、香織は「放送を見て、翔平が“ズバズバ言ってくれる子がいい”って言ってて、すごく耳が痛かった」と俯き、表情が暗くなっていく。春花は香織をフォローしつつも、強めの口調で持論をぶつけてしまう。「人に嫌われるのが嫌だ」という香織に「それが、みんなに“香織ちゃんはどうせ言ってくれない”って思わせるんだ」と意見する春花。しかし、香織は「“でも、これが私だし”っていうのを、いま思っちゃう……」と、自分を変えるつもりはないことを伝えた。

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