AVIOT、House of Marley、Beats by Dr. Dre……各メーカーの最新ワイヤレスイヤホン4種

LIBERATE AIR(House of Marley)

 ボブ・マーリーの音楽や、そこで伝えていた普遍的な愛、そして自然や生命に対するリストペクトをマーリーファミリーが具象化し、素材と環境に配慮した製品を作ることをモットーとするブランド・House of Marleyが、初の完全ワイヤレスイヤホン“LIBERATE AIR”を7月25日から発売した。

 “LIBERATE AIR”は、昨今問題となっている海洋プラスチックごみ問題に対処するため、環境に配慮した代替品として開発されたイヤホンである。本体には、竹やおがくずから作られた天然木繊維複合材、リサイクル可能なアルミニウム、ペットボトルからなるREWIND TMファブリックなどアースフレンドリーな素材を使用。またチップには、アメリカの移動体通信の通信技術および、半導体の設計開発を行なっているクアルコム社製のQCC3020を搭載。オーガニックな外観でありながら、最新のテクノロジーが導入されているというわけだ。

 さらに最大9時間の連続再生、専用の充電ケースを使用すれば約32時間の再生が可能となっており、毎日の通勤通学はもちろん、長時間のフライトなど、いつどんなシーンでも音楽を楽しむことが可能だ。しかもIPX4防水仕様なので、ジムでのアクティブな仕様にも対応している。

Liberate Air Truly Wireless Earbuds | House of Marley

Powerbeats Pro(Beats by Dr. Dre)

 ヒップホップアーティストでありプロデューサーのドクター・ドレーと、レディー・ガガやU2、エミネムなどのトップアーティストが所属する<Interscope Records>の社長、ジミー・アイオヴィンにより2006年に設立されたオーディオメーカー・Beats by Dr. Dreからも、完全ワイヤレスイヤホン“Powerbeats Pro”が7月20日より発売された。

 特徴は調整可能なイヤーフックで、これを耳にかけることによってさらに快適な付け心地と優れた安定性が実現。耐汗/防沫機能もパワーアップしているので、ワークアウトなど激しい運動でも外れる心配はないし、汗による故障もまずない。左右どちらのイヤーバッドでも、ボリュームとトラックを自在にコントロールできるのは、荷物を抱えている時など片手がふさがっている際に大変便利だ。

 音質面も問題なし。ダイナミックな音域とノイズアイソレーションにより、バランスの取れた迫力サウンドを実現。新たに搭載されたApple H1チップにより、離れていても接続を維持できる。さらに、左右どちらのイヤーバッドも最長9時間の再生が可能。途切れることなく音楽を自由に楽しめる。充電ケースを使用すれば、24時間以上の再生が可能で、バッテリー残量が少なくなっても、Fast Fuel機能を使えば5分の充電で約90分再生できるという。

 これまでワークアウト用の完全ワイヤレスイヤホンというと、耐汗/防沫機能や装着性が高くてもサウンド的になかなか満足のいくものが見つからずにいたのだが、“ Powerbeats Pro”なら音楽もスポーツも同時に深く楽しめそうだ。

Beats By Dre | Powerbeats Pro | Unleashed

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