新型iPhone 11 Max対応ケースがイギリスで早くも見つかる 新型iPhoneも3モデル体制か?
トリプルカメラを実装
Apple関連ニュース専門メディア『9to5Mac』は24日、iPhone 11 Max(次期iPhoneの仮称)対応ケースが出品されたことを報じた。対応ケースが出品されたのは、イギリスでスマホアクセサリーを取り扱うオンラインショップMobile Funである。ケースの画面サイズについては明記されていないが、新型iPhoneの仕様に対応していると思われる設計がなされている(トップ画像参照)。
目を引くのが背面のカメラレンズ部分。トリプルレンズに対応するように、ケースに大きな穴が開けられている。もっとも、トリプルカメラ実装に関しては、既報の通り4月頃にはすでに周知の事実となっていた。
着信/サイレントスイッチの箇所も注目すべきところである。現行のiPhoneでは、このスイッチは本体を横から見て左右にスライドさせるようになっている。対して11 Max対応ケースは、上下にスライドする仕様になっている(下の画像参照)。
そのほかに注意すべきなのは、外部接続コネクタが現行モデルと同じLightningコネクタであるところだ。こうしたケースの設計は、新型iPhoneがUSB-Cには対応しないと予想されることも意味している。
iPhone XR後継機種もリリース?
iPhone 11 Max以外の機種に関しても、仕様が明らかになりつつある。『ビジネスインサイダー』は25日、新型iPhoneは3モデルが発表されると報じた。発表される3モデルは2018年の発表を踏襲して2モデルが最上位モデル、残るひとつが廉価版モデルである。廉価版モデルの価格は、iPhone XRと同様に1,000ドル(約10万円)を下回ると予想されている。
同メディアは、新型廉価版モデルの予想仕様についてもまとめている。背面カメラにはiPhone XS/XS Maxと同じデュアルカメラが実装される。画面に関しては、iPhone XRと同等の6.1インチで引き続きLCDディスプレイが採用される。
またiPhone XRは様々なカラーバリエーションがあることで話題となったが、新型廉価版モデルでは新色が選べるようになるかも知れない。新色の候補としては、ラベンダーとグリーンが挙がっている。バッテリーのサイズも大きくなると見られている。バッテリーが大きくなるのは、ほかのデバイスに電力を供給できる機能「双方向ワイヤレス充電」を実装するからである。この機能はまだスマホの一般的仕様とはなっていないが、例えばファーウェイのスマホ「Mate 20 Pro」に実装されている。
そのほかにはチップとFaceIDカメラが改良されて、新型廉価版モデルがiPhone XS/XS Maxと基本仕様がほぼ同等になると見られている。