『テラスハウス』東京編・第3話ーー流佳の無邪気な優しさに警戒感「泣いてきた女の子がたくさんいるはず」
前回はミュージシャンのケニーこと吉原健司と、女優の奥山春花がギターの練習をして距離を縮めた。さらにフィットネストレーナーの田辺莉咲子とアパレル店員の西野入流佳は偶然休みの日が一緒になり、映画デートへ行くことに。それぞれが恋愛に対して積極的に動きだした。
莉咲子と流佳は前日の約束どおり映画デートに向かった。映画の前にはパンケーキ屋さんでランチを楽しむ。パンケーキの味について「何でできてるんだろう?」と材料を気にする莉咲子に、流佳は「プレーンでしょ?」と材料名を指して味の名称を答える。それには莉咲子も思わず笑い出し、プレーンは材料ではなく味のことを指していると伝えた。そして梨沙子は「女の子と話すと顔が赤くなるんでしょ? 梨沙子の時は赤くなってないけどね」と流佳に突っ込んだ。流佳は莉咲子を一番話しやすいと評し、リラックスして過ごしている様子だった。
一方テラスハウスのプレイルームでは、イラストレーターの香織とミュージシャンのケニーがイラストについて話している。ケニーは趣味で、香織は職業としてイラストを描いている者同士、意気投合。香織はアナログでしか描かないため、ケニーが使っているデジタルイラストソフトやブラシツールについて質問していた。ケニーは嬉しそうに質問に答える。香織はケニーに、イラストをグッズ化しないのかと尋ね、2人でTシャツをグッズ化するためのボディを見に行ったり展示をしたりしようと誘った。高め合う2人の姿に、スタジオも盛り上がった。
そこで莉咲子と流佳が帰ってくる。楽しそうに感想を話す莉咲子。流佳は翔平と2人で屋上へ移動し、莉咲子とのデートの感想を話す。「楽しかった」と話す流佳だが、デートというより遊びにいった感じだったと話す。そこで翔平が、最初に”友達”と思ったらもう恋愛対象にならないのかと尋ねるが、流佳はそんなことないと答える。まだ莉咲子と流佳の関係は進展の余地がありそうだ。
一方で莉咲子も香織に感想を話す。映画中に寝てしまった莉咲子に「寒い?」と尋ねて服を貸してくれたという。莉咲子は、「流佳は面白い」と話し、一緒にいて楽しいと感じていることを香織に伝えた。
屋上での翔平と流佳の話題は、初日に「春香が気になっている」と言っていた流佳の恋路へ。流佳はまだ春香と話せていないため、春香とデートに行くケニーへの嫉妬心はないという。しかし春香とよく目が合うなと感じているそうで、それを聞いた翔平は「羨ましい!俺は誰とも目が合わない」と笑った。
女子部屋では春香が帰宅し、近況報告会をしている。流佳と莉咲子のデートについて春香は、「お似合いな感じがする!」と応援。春香自身は「ケニーさんが一番合うかな」とギターの練習以来仲が深まったことを感じさせた。莉咲子はケニーが春香を「かわいかった」と言っていたことを春香に話し、みんな笑顔で盛り上がった。
別日、流佳が風邪をひいて仕事を早退した。莉咲子は心配している様子。翔平は流佳におかゆを作り、フルーツを切ったという莉咲子に「持っていってあげたら」とアシストした。莉咲子は男子部屋にご飯を運び、流佳の体調を気遣う。薬を飲んだ方がいいと言い、莉咲子はわざわざ薬を買いに出かけていった。
リビングでは翔平が作った台湾料理を食べる香織と翔平とケニー。翔平に「香織のことが好きなの?」と聞く春香だが、翔平は「気にはなってるけど、好きではない」とあくまで話してみたいだけだと主張。春香は「あんな風に言われたら、女の子は勘違いしちゃうよ」と翔平に苦言を呈した。春香と翔平は度々意見がぶつかっている様子であった。