フィッシャーズが地元・葛飾で1日警察署長に 社会貢献の意義と「未来のYouTuber」への思い語る
さらに、フィッシャーズが次々と打ち出している新たなチャレンジには、これから出てくるであろう未来のYouTuberの活躍の間口を広げることにつながる、という意識もメンバーにはあるようだ。シルクは「ひとり」だけでなく、「みんな」で認められていくことが大切だと語る。いまは笑う人も多いかもしれないが、「YouTuberからハリウッドスターが出てくる可能性もある」と語り、最後は「ひとえによろしくお願いします!」と動画を締めくくった。確かに、YouTuberという言葉が出始めたころ、彼らが地上波の人気番組に出演したり、イベントで大きなホールを埋め尽くすような人気者になると考えた人が、どれだけいただろうか。
今回の「一日署長」のように、公的な性格の強い仕事が増えていくにつれ、YouTuberの認知度がさらに高まり、一般の理解も深まっていくに違いない。イベントは大変な混雑が予想されるが、まずは安全第一、無事故でイベントが成功するよう願いつつ、フィッシャーズの新たな挑戦を見守りたい。
(文=平岩知花)