『KORG Gadget for Nintendo Switch』は何が画期的だった? 追加音源リリースを機に解説

 『KORG Gadget for Nintendo Switch』の追加音源「OTORII」「EBINA」が、2019年春に配信。3月9日にはリリース記念イベントも開催されることが発表された(参照)。

KORG Gadget for Nintendo Switch | PLAY GAMES. MAKE MUSI

 『KORG Gadget for Nintendo Switch』は、音楽制作ソフトウェア『KORG Gadget』のNintendo Switch用のダウンロードソフトとして昨年4月に発売されたもの。最大4人で協力して楽曲制作できたり、コントローラーを傾けたり回したりしながら演奏を楽しめることから、“ゲーム感覚で楽しめる音楽制作スタジオ”と称されている。追加音源リリースが発表されるなり再び話題となった同ソフトであるが、何が画期的だったのだろうか。音楽制作アプリに詳しいライター・ヤマダユウス型に話を聞いた。

「『KORG Gadget for Nintendo Switch』は多様な音色とエディットを駆使してじっくり作り込むこともできれば、直感的な操作で初心者でもビートメイクの扉を開くことができます。さらに複数人で楽曲制作も楽しめるため、まさにゲーム感覚で遊びながら曲を構築できるのです。また、KORG謹製の音源『KORG Gadget』を使えるのは、類似ソフトにはない利点。KORGが育んできた伝統的な音色に触れることで、電子音楽の歴史の一端を感じることができます。『KORG Gadget』にはiOS版とmacOS版がありますが、Nintendo Switch(以下、Switch)の軽快なボタン操作や、傾きを検知するジャイロ操作は、Switchならではの独自要素になっているでしょう」

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