ライブ配信アプリ「17 Live」の魅力とは? DJ KOOとのコラボプロジェクト始動を機に考える

 特徴的なのは、およそ5万人フォロワーを持つトップ17ライバーから、数百フォロワーのまだ陽の目を浴びていない17ライバーも発掘していること。日本上陸1周年のタイミングで開催された今回のオーディションにおいて、「素晴らしい才能・可能性を秘めたアーティストを発掘し、世の中に輩出していきたい」という目的の趣旨がきちんと果たされているように感じる。リリース後のランキングがたとえどんな結果になろうとも、17ライバーにとっては、「デビューできた」というだけで自身の肩書きとして次に繋がっていく。

 ほかにも、昨年7月にはアソビシステムとタッグを組み、アイドルユニット・EVERYDAYSをプロデュース。アイドルフェス『アイドル横丁夏祭り!!~2018~』にてデビューさせた実績もある。2019年に入り、勢いづく「17 Live」。今年、「SHOWROOM」「LINE LIVE」に並ぶ、ライブ配信アプリの台風の目となるか。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

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