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フジロック‘18、初のライブ配信の成果は? “デジタルネイティブのフェス”としての可能性

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 7月27日から3日間にわたって新潟・湯沢の苗場スキー場で開催された『FUJI ROCK FESTIVAL ’18』では、初の試みとしてYouTubeでのライブ配信が行われた。ヘッドライナーの1組であるN.E.R.Dほか、POST MALONE、SUPERORGANISM、SKRILLEX、Suchmos、ANDERSON.PAAK & THE FREE NATIONALS、CHVRCHESなど50組以上のライブが配信され、ネット上では今回の施策を歓迎する声が目立っている。(参考:フジロック’18、YouTube配信で世界の音楽ファンに届くか? “バーチャル オンライン フェスティバル“の可能性

 YouTubeでの配信のほかにも、Instagramではアーティストのインタビュー動画を新サービスの「IGTV」で配信し、会場では電子マネーの使用を推し進めるなど、例年以上にネットやテクノロジーを活用していた印象がある今回の『FUJI ROCK FESTIVAL』(参考:SUPERORGANISMやCHAIも登場! インスタ「IGTV」にフジロック出演アーティスト12組)。デジタル音楽ジャーナリストのジェイ・コウガミ氏は、こうした施策をどのように見ていたのか。

「YouTubeのライブ配信を見ながらTwitterを見ていたところ、今年は現場に行っていない方の書き込みも目立ち、ネットを通じて『FUJI ROCK FESTIVAL』に参加している方が多いと感じました。今回の配信を見て、来年は実際に行ってみようと考えた方も多いはずですし、何らかの事情で行けなかった人、あるいは自宅で楽しみたい人のニーズも満たしていたと思います。また、動画を通じて現場がどのような雰囲気だったのかを、より詳細に知ることができたのも大きいです。一時、豪雨が降ったことも含めて、『FUJI ROCK FESTIVAL』というフェスの醍醐味を伝えることができたのは、これまで行ったことがない方に好奇心を抱かせる上でも効果的だったと思いますし、今後さらに同フェスの特性や魅力を高めていくことに繋がるのでは」

 アーティスト側にとっても、今回の施策はメリットを生みそうだ。まだ具体的にどのような効果があったかは見えてこないものの、日本のアーティストが世界に紹介されるきっかけになったり、演奏した楽曲の販売に繋がったりと、プラスとなることが十分に考えられる。

 また、参加者の中にも、ホテルの部屋で休んでいる時間帯にライブの模様をチェックしたりと、YouTube配信を活用する人は少なくなかったという。

      

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