キズナアイ1st Live『hello,world』レポート 全員で“つながれる”ライブ体験
アンコール後には重大発表も!
最後の楽曲が終わってからのアンコールMCは1分以上にもわたって続いた。
アンコール後に再登場したキズナアイは、「やりたいことがある」と観客にある提案をする。その提案とは会場の電気を全て落としてから、販売されていたグッズのリングライトを一斉に点灯してもらうというもの。この目論見は見事成功し、「あー、すごい!すごい!お星さまみたい!」とはしゃぐキズナアイ。YouTubeで見せるような普段のキズナアイが出ていて、思わずニヤりとしてしまう。
そして記念撮影を終えた後は、中田ヤスタカとのコラボレーション楽曲「AIAIAI」をフルでお披露目。正真正銘の最後の曲は、今回のライブで始めにかけられた「Hello, Morning」となった。
ダンスミュージックってステキなんです。
みんなで手を上げて、歌って踊って笑顔になれる!
想像した最高の景色が本当に広がってました。
みんな、本当にありがとう!!!
でも、当然ながら!
まだまだ終わりません。さぁ行こう、2019年!
そしてもっとその先へ!これからもよろしくね!!! pic.twitter.com/NEszPFq2Tf
— Kizuna AI@hello,2019‼︎ (@aichan_nel) December 30, 2018
"つながれる"ライブ
ライブ終了後、会場ではファン同士が記念撮影をしたり、初対面らしいファンたちが意気投合している様子がちらほらと見られた。キズナアイはMCで、"世界中のみんなとつながる手段のひとつとして音楽やダンスミュージックを選んだ”といったような話をしていたが、今回のライブはファン同士も連帯感を持ってつながれるイベントだったように思う。
Kizuna AI 1st Live"hello, world"
会場に来てくれたみんな。
配信を見てくれたみんな。
このライブを一緒につくってくれた方々。
そして私を知ってくれた人たち、これから出会うすべてのみんなへ感謝を込めて!
Thank you, world!!#KizunaAI #1sthelloworld pic.twitter.com/6vDuZ9OWFS
— Kizuna AI@hello,2019‼︎ (@aichan_nel) December 30, 2018
ネットで気軽にコミュニケーションを取れる時代に、あえてリアルのイベントに行く意義を今回のライブでは再認識させられた。来春にはファーストアルバムの発売を発表したキズナアイ、今後も彼女は世界中の人とつながっていくのだろう。
(取材・文=脳間寺院)