『テラスハウス』成長の第37話ーー綾と俊亮が“前向き”な卒業 気になる恋の結末は?

『テラスハウス』37話レビュー

 都内のカフェで進路の相談をする綾。会社でPRを担当する女性に、インターンをさせてほしいと話した。女性も快諾したことにより、綾の将来への一歩が拓かれた瞬間だった。

 テラスハウスのリビングでは、俊亮とまやが翌日の俊亮と聡太のデートについて話している。聡太の帰りが仕事で遅いため、俊亮は待っているのだった。前回の終わりでも触れたが、俊亮は聡太をお風呂に誘ってデート先について決めたいという。それについてまやは「いきなり2人で、ねえお風呂入ろう、はキモいじゃん?」と俊亮の誘い方をどうするのか尋ねる。すると俊亮は、「風呂入るって聡太くんが言ったら俺も入る~って」と想定していたシチュエーションを話す。前の男子メンバーともよくお風呂に入っていた俊亮だけに、風呂への誘い方は慣れている様子だった。

 プレイルームには綾と優衣。綾が自身が志している業界の仕事について優衣に説明する。説明していると、卒業に感づいた優衣は涙ぐんで、「やだ、なんか泣けてきちゃった。卒業じゃないの」と話す。綾は、9月からインターンが始まるためそれに合わせて都内に戻りたいという。綾は涙ながらに「テラスハウスに入って優衣ちゃんと出会えたのが大きいの」「人のために働きたいって思ったのも優衣ちゃんを見ていたから。綾が学校行くときも綾と同じ時間に起きて朝ごはん作ってくれたりして、それが嬉しかった」と話した。優衣は「テラスハウスに入って、こんなに仲良くなれる人と出会えると思わなかった。朝ごはんも、朝一緒に食べたいなと思ったから作ってた」と、やはり涙を見せる。ずっと同世代が入居せず馴染めずにいた優衣を救い、愛されるキャラクターを引き出すまでリードした綾だったが、朝食を作ってもらうなどプライベートでは支え合っていた様子が伺えた。プレイルームで号泣しながら話す2人。綾は優衣への感謝を伝えた。

 そしてリビングでは聡太が帰宅する。俊亮が、明日のデートについて「1日空いてる?」と聞くと、「空いてるけど、6時起きとかはやめて。明日だけは寝かせて」とおどけたように話した。テラスハウスには2つ風呂があるが、まやが海斗にどっちを使ったか尋ねる。海斗は「下だよ」と答えると聡太は、湯船にお湯がはってある状態を喜んだ。そこですかさず俊亮が「お風呂入りながら明日のプランを決めよう」と言うと聡太は「決めといで」と俊亮が1人で風呂に入ろうとしていると勘違い。俊亮は慌てて「一緒に入ろうってこと」と誘ったが聡太は「やだよ~なんで俺今日こんな疲れてるのに俊ちゃんと……」とやんわり断る。「長風呂しないから」とひと押ししたが「考えとく」との回答であった。そこですかさずまやが「楽しそう、修学旅行みたいだね」と場をフォロー。それには海斗も同意し、場が和んだ。俊亮はそのままリビングで聡太に行きたい場所を提案。軽井沢で楽しめるアクティビティを提案した。聡太も同意し、明日のデートプランが決定した。

 翌日、聡太と俊亮は早速デートへ。テンションも高く楽しそうな2人。俊亮といる時の聡太は心なしか素直だ。蕎麦屋では聡太が俊亮の選んだ水の上のボールに入って遊ぶアクティビティについて「男の子2人で何してんの? みたいな雰囲気になるよ」と言うと、俊亮は「そうだよな、だってあれ普通カップルで行くようなやつだもん」と笑う。「カップルとファミリーの場所でしょ?」と話す聡太に「何してんのあの2人って思われる」と言う俊亮。そこで聡太は「そう思われないくらい楽しい感じが外から出てたら大丈夫だよ」とポジティブな発言。これには俊亮も嬉しそうな笑顔を見せた。

 目的地に着き、透明のバルーンに入る俊亮。実際に水の上に出ると、なかなか立てずひっくり返ってしまった。そんな姿を見て笑う聡太、笑い声をあげるほど楽しんでいる様子の2人であった。お互いに交代でバルーンに入りながら、動画を撮り合う。

 たくさんの思い出を残した。その後は2人で1台のゴーカートに乗る。2人の笑い声が軽井沢の木々の中で響いた。最後に俊亮は聡太にツーショットの写真をせがむ。2人で写った写真が撮れて嬉しそうな俊亮であった。聡太も今回のデートが楽しかったらしく、終始笑顔の絶えない2人だった。この映像を受けたスタジオからも「楽しそう!」という声が。「男の子2人で遊びにいくのはどうなのか」という話題では、徳井義実自身もよく遊びに行くので不自然とは思わないと話した。

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