『テラスハウス』上村翔平が語る“メンバーへの思いと自身の成長”「自分の価値観を180度変えてくれた場所」

『テラスハウス』上村翔平が語る“メンバーへの思いと自身の成長”「自分の価値観を180度変えてくれた場所」

「最初は『テラスハウス』に対して偏見があった」

ーー31話では、THREE1989のメンバーも呼んで、サプライズライブで新曲「ランブリング・ローズ」を披露しましたが、みなさん号泣でしたね。

翔平:僕も本当、過呼吸になるかってくらい泣きました。小学校の卒業式以来かな、というくらい感情的になりましたし、そんな思いが29歳になってできると思っていなかったので、心がすごく揺さぶられましたね。

ーーこの曲にはどんな思いを込めましたか。

翔平:「ランブリング・ローズ」は、『テラスハウス』で経験したことを楽曲に昇華したいと思って書き始めたんですが、思い出が詰まりまくっていて、1日で歌詞が完成しました。書きながら泣いたりしてましたね。意味合いとしては「つるバラ」なんですけど、フェンスにツタが絡みついて、ここから離れたくないけれど離れなきゃいけない、でもそれは悲しいことではないし、変わっていくことも必要。だから、一度みんなとさよならするけどまた会おうね……という思いを込めました。自分でも、卒業ソングを書いたつもりです。

ーー入居者インタビューでは、「THREE1989の楽曲に新しい刺激を取り入れたい」と話していましたが、改めて『テラスハウス』での生活を振り返って、音楽に昇華できた部分はあると思いますか?

翔平:ありすぎます(笑)。僕は基本的に、人に対して曲を書くので、出会いがなければ曲は生まれないんです。以前は映画を観て、2人の主人公に対して書く、といったように、フィクションを題材にすることが多かったんですが、自分の経験や妄想を生かして曲を作ることができたので、創作の幅も広がり、聴いた人が受け取るリアルさを作れるようになったと思います。

ーーTHREE1989の音楽を聴いていると、翔平さんはすごく俯瞰の人というイメージがあります。日本語の混ぜ方や洋楽を取り入れながらファンク、ジャズ、ヒップホップなど色んな音楽を取り入れていて。でも、テラスハウスを見ていると翔平さん自身がだんだん俯瞰しているだけでなく、一人の人間として熱くなっていく過程が見えていて。そんな部分も音楽にフィードバックされているのかなと思いました。

翔平:まさにそうだと思います。俯瞰的に世の中を見ていた自分が、だんだん人と関わるうちに歌詞の内容も主観的になっていき、自分が思ったことを恥ずかしがらずに書けるようになりました。

ーーそれによってバンドのメンバーからの反応はありましたか。

翔平:「書く音楽が良くなったね」と言われます。聴いている人たちからも、「だんだん聴きやすくなっている」という反応をいただいていますね。

ーー最初は玄人受けする音楽性だと思っていたんですが、番組を通じてより幅広いリスナーに伝わるようになった、というのはすごくハッピーなことですね。

翔平:めちゃめちゃハッピーです。僕個人としては「おばあちゃんが元気なうちに紅白歌合戦に出る」というのが夢なのですが、自分のやっている音楽がコアだということもあり悩んでいたんです。そのなかで、テラスハウスを通じてどうやってお茶の間に届けようと考えた時に、主観的な音楽がかけたことでポップに広まり、だんだん道筋が見えて来てとても良かったなと思います。

ーー音楽の波も今やってらっしゃる音楽にピッタリ合っていますし、ここから勝負所、という感じですね。

翔平:たしかに、今やらなきゃダメだ、というくらいのタイミングですね! テラスハウスに入ったことで、頭でっかちな部分が柔らかくなって、変なこだわりもなくなりましたし、しっかり準備はできていると思います。

ーーテラスハウスに対しては最初はどういうイメージだったんでしょうか。

翔平:やっぱり、テラスハウスに出ているミュージシャンやモデルって、結局、事務所側が用意したプロモーションなんだろうな……という偏見がありました。僕自身30歳までになんとか大成したいという思いがあり、自分たちで事務所をやっているので、大きいプロモーションもできなくて。そんななかで、ライブハウスの人から「オーディションを受けてみないか」というお話をもらって、そこで初めて、ちゃんと番組を観たんです。そうしたら、みんなプロモーションのために出ているなんてとんでもなくて、リアルな人間模様が本当に面白くて。そして、選んでいただいて実際に入ってみたら、偏見はすべて消え去りました。メンバーも本気で悩みながら前に進んでいて、いまは本当に唯一無二の番組だと思っています。

ーー一方で、辛かったこともありましたか。

翔平:毎日撮られることや、SNSでのアンチからのコメントはきつかった時もありましたが、今までに経験していないことだったのでそれも含めて最強の経験ができたと思います。

ーーテラスハウスはNetflixを通して、世界に配信されています。その中で嬉しかった反響はありましたか。

翔平:パリやヨーロッパ、ブラジルなど海外から、わざわざ日本まで僕のライブを観に来てくれたり、「翔平の音楽めっちゃいいね!」とメッセージをいただいたりしたのは、めちゃくちゃ嬉しかったです。日本語でもちゃんと届くんだということがわかって、さらに頑張ろうと思いました。

ーーあらためて、翔平さんにとって『テラスハウス』はどういう場所でしたか?

翔平:自分から心を開かなければ、相手も心を開いてくれない。そういう、人との関わり方に対する学びも含めて、自分の価値観を180度変えてくれた場所でした。だから、これからオーディションを受ける人は、安易に決めるのではなく、覚悟を持って挑んだ方がいいと思います。僕も本当にすべてをかけたし、自分をすべてさらけ出さなければ、こんなに素晴らしい経験はできなかったと思うんです。本当に辛くもあり、楽しくもあり、大きく成長させてくれた『テラスハウス』に、心から感謝しています。

(取材・文=平沢花彩/撮影=中村拓海)

「TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS」はNetflixで配信中、フジテレビにて毎週(月)24時25分~放送中。
公式サイト:http://www.terrace-house.jp/openingnewdoors/
(C)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

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