中居正広&岡村隆史、携帯電話をめぐりラジオで大慌て “機械オンチ”キャラが共感広げる

 中居正広と岡村隆史という仲良しコンビが、7月7日の『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送)、7月5日の『ナインティナイン 岡村隆史のオールナイトニッポン』(同)で、それぞれに携帯電話について“勉強”する場面があった。

 中居は番組冒頭、名物ディレクターの小林順氏が本番前に「携帯電話(の電源が)入ってる?」と指摘されていた件について、「入ってるとどうなるの?」と質問。小林氏が「マイクにノイズが乗ってしまうことがある」と答えると、中居は「え!? それは機種によって?」と大慌て。電波の干渉についての説明を受け、「じゃあ、俺のケータイも電源切っておいた方がいいってこと?」と言うと、小林氏に「ガラケーでしょ?」と笑われていた。これに憤慨しつつ、中居は「廊下にあるカバンに入っているのは大丈夫なの?」と心配が尽きない様子。直後、フィンガー5の「恋のダイヤル6700」が流され、リスナーの笑いを誘っていた。

 一方、岡村隆史は大好きなサッカー、それもW杯の日本対ベルギー戦の直後で、また自身の誕生日(7月3日)もあったにもかかわらず、「申し訳ない、いろいろしゃべりたいことがあるなかで、緊急特番になりそうです」と切り出した。なんでも「初めてスマホの画面が割れてiphoneXを買ったが、データの移行ができない」そうで、リスナーに相談することに。ニッポン放送にもパソコンとiphoneを繋いだまま訪れ、なんとか起動までこぎつけたが、今度は「LINEがイマイチ機能していなくて怖い」と言う。

 岡村は続けて、「LINEのクマみたいなのが、ものすごい焦った顔で出てきて、『利用することができません。他の端末で同じアカウントを利用したため、この端末にある情報はすべて削除されます』って出て。選択肢がないねん! こんなに恐ろしいボタン押せる?」「写真もバックアップしたのに、305枚って。旧端末を見たら2025枚ってなっててん。残りはどこ行ったんですか? 誰か助けてくださいよ!」と大騒ぎ。リスナーはいつものように騒動を楽しみ、「どんな些細なことでも」と懇願する岡村に、LINEのキャラクターの名前(ブラウン)を教えるなどして遊んでいた。ファクスでアドバイスを募ったが3通しか届かず、メールは文字が小さすぎて岡村が読めない……と八方塞がりになり、結果は次週に持ち越されることになった。

 中居は現在45歳、岡村隆史は48歳。両者とも、自他ともに認める“機械オンチ”として知られるが、携帯電話やSNSの扱いに苦労しているのは、彼らだけではないだろう。

 中居は自らMCを務める番組で、最新のアプリやガジェットに触れ、「わからない」からこその素直なコメントで視聴者の共感を誘っている。4月2日深夜放送の『なかい君の学スイッチ』(TBS)では、“ハイテク芸人”の劇団ひとりに「中居さんはLINEをやっていないから、麻雀のメンバーを揃えるときにグループで連絡できなくて迷惑」「ガラケーでいい、というポジションを取るためにガラケーにしている」と突っ込まれていたが、確かに“機械オンチ”をひとつのキャラクターとして昇華している感がある。

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