2018年はワイヤレス化がトレンドにーー新生活にオススメのガジェット4選

スマートスピーカー、今買うならどれがいい?

Amazon Echo (Newモデル)、サンドストーン (ファブリック)

  今やスマートスピーカーは「LINE Clova Wave」、「Google Home」、「Amazon Alexa Echo」、「Apple HomePod」(日本未発売)の4つが登場している。世界的に特に有名なのは「Google Home」、「Amazon Alexa Echo」だろう。

 スマートスピーカーの賢さは「Google Home」、「Amazon Alexa Echo」の2つでは大きく変わることはない。天気予報、ニュース、音楽再生、知りたいことを質問する、といった基本的なことはどちらでも実現できる。

 両者の違いは、対応する音楽ストリーミングサービス、スキル・機能面にある。まずはスマートスピーカーを使ったエンターテイメントとして、多くの人が気になるだろう、音楽ストリーミングサービスの違いについてまとめよう。

Amazon Echo

・Amazon Prime Music
・Amazon Music Unlimited
・dヒッツ

Google Home

・Spotify(有料・無料)
・Google Play Music
・au うたパス

 ちなみに、筆者のスマートスピーカーの使い方は「アラーム」、「天気予報」、「日程確認」、「音楽再生」、「家電操作」の5つだ。特に後述する「家電操作」は本当に多くの人に勧めたいほど、生活を便利にしてくれる。

 Amazon Echoのスキルは約400個で構成されており、タクシーの配車から銀行口座の残高確認、雨予報、ゴミ出し日程など、ユーザー自身で便利にカスタマイズすることができる。一方、Google Homeではスキルではないが、同様の機能は用意されている。花粉の情報、電車の運行情報などもすぐに引き出すことができ、どちらも非常に便利だ。

Nature Remoを使ってスマートホーム化

Nature Remo

 スマートスピーカーを購入したなら、スマートホーム化しないのはもったいないと筆者は考える。Google HomeやAmazon Echoはホームゲートウェイとしての役割を持っており、いわば司令塔になることができるのだ。スマートホーム化をするのにお金が掛かると思われがちだが、簡易的な構築であれば15,000円程度あれば十分だ。

 今回、オススメしたいのは、スマートリモコンだ。赤外線リモコンで操作する家電にまとめて対応する製品で、特に有名なのは「Nature Remo」。Google Home、Amazon Alexaに対応しており、GPS連動やIFTTT対応など機能面で優れている。

 例えば、「OK Google、電気をつけて」、「Alexa エアコンをつけて」と声をかけるだけで、予め登録した家電が操作できる。さらに、GPS連動により「家から離れるとテレビを消す」といったことも。またIFTTTやGoogle Homeのショートカット機能、Alexaスキルを使うことで家電のオン・オフだけでなく、音量変更、テレビの番組変更といった細かいところまで、声だけで操作できるようになる。スマートスピーカーとスマートリモコンの組み合わせは、特に一人暮らしのユーザーにとって重宝することだろう。

  今回はトレンドとなっている要素を取り入れつつ、新生活におすすめしたいガジェットを紹介した。筆者はこれら4つをバリバリに活用している。読者の皆さんも、新生活をより快適に過ごすために検討してみてはいかがだろう?

■佐々木翼
モバイル製品などのガジェットに詳しいフリーライター。
モバイルメディアの「ガジェットギーク」も個人運営している。

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