ゴールデンボンバー、でんぱ組.inc、矢口真里……相次ぐ芸能人のeスポーツ参戦の背景
選手のマネジメントにおいても、芸能事務所のノウハウは役立つだろう。所属選手に適切な環境を用意するのはもちろん、メディア露出をコントロールすることで、スタープレイヤーを育てることも夢ではないはずだ。また、芸能事務所がすでに活躍しているプロゲーマーを所属選手として迎え入れる動きが出てくれば、実力のある選手には人気が集中し、結果として彼らの地位も向上するだろう。海外では、プロゲーマーがマネジメント契約を結んで活動するケースも多く、その意味でも芸能事務所には期待できそうだ。
新しいエンタテインメント産業として、様々な業界から注目を集めるeスポーツ。数年後には吉本興業などが主催する大会が、大きな地位を占める可能性もありそうだ。
(文=松田広宣)