ONKYO、SONY、Apple……価格.comランキング上位製品を比較 いま買いたいプレーヤーは?
ゲームに映画、それに音楽。スマホによって片手の中にほとんどの娯楽が収まるようになった一方、スマホでは満足できないこともまだまだ多い。今回は価格.comのデジタルオーディオプレーヤー(DAP) 人気売れ筋ランキングから音質やデザイン性などで製品を比較してみた。
参考:価格.comデジタルオーディオプレーヤー(DAP) 人気売れ筋ランキング
※2018年2月9日~2018年2月15日のランキング集計結果
ONKYO、SONY、Apple……買うならどれ?
ONKYO rubato DP-S1(B) [16GB] ¥19,801
大手オーディオメーカー・ONKYOから発売されているこちらの製品は、2基のアンプとDACを搭載し超高解像度による再生を得意としたハイレゾ対応プレイヤー。microSDスロットを2つ備え、最大で416GBの大容量を実現。それでいて20,000円以下というコストパフォーマンスの高さから、ランキングで1位の製品だ。
SONY NW-ZX300 [64GB] ¥56,698
アルミ仕上げの美しいデザインはさすがSONYといったところ。そのコンパクトさとは裏腹に高性能なフルデジタルアンプを搭載し、ハイレゾ音源にも対応。フラッグシップモデルである「WM1」シリーズと同等の機能を詰め込んでいる。
Apple iPod touch 第6世代 [32GB] ¥21,292
発売は2015年ながら、根強い人気を誇るiPod touchの第6世代。もちろんiPhoneと同様にAppStoreからアプリを購入し、音楽以外の様々なコンテンツを楽しむことができるのも人気の理由と言える。ただし、iPhoneがそうであるように他の2機種と比べてもハイレゾ音質に対応していないなど、音質面への課題は少なくない。
※価格はそれぞれ、2月16日現在の価格.com最安値
持ち歩くなら気にしたい。3機種をデザインで比較
極限まで無駄を削ぎ落としたようなrubato DP-S1は、そのアルミブロックを削り出したボディが印象的な非常に洗練された仕上がり。一枚のアルミから成形しているため、軽さだけでなく堅牢性も兼ね備えている。光沢のない黒いマットな質感に少しごついボリュームノブは、ガジェットとしての好奇心をくすぐるかっこよさも秘めている。
一方、NW-ZX300も同じくアルミを削り出した筐体が特徴的なデザイン。マットな色合いの黒とアルミの質感そのままのシルバー、というカラバリの無駄を排除した2色展開。形状こそこれまでのウォークマンシリーズと同様だが、前面のタッチパネルには「マットガラス」を採用。さらさらと指滑りが良いディスプレイはSONYのUIデザインをハードの設計によって向上させ、ユーザー体験のレベルを一段階上に引き上げている。
おそらく一番多くの人にとって見慣れたデザインで安心感があるのが、iPod touch 第6世代だ。見た目も使い心地もほとんどiPhoneと変わらず、デザイン性もAppleが手がけているだけあって、発売から3年経った今なお新しさを感じるほど洗練されている。UI/UXの設計に関しても、多くのiPhoneユーザーなら(Androidユーザーでも)迷うことなく使いこなすことができるはずだ。