TVアニメ『さよならララ』“セル画”使用のOP映像公開 手書きのスタッフクレジットも

TVアニメ『さよならララ』のノンクレジットオープニング映像が公開された。
本作は、『メイドインアビス』『わたしの幸せな結婚』『盾の勇者の成り上がり』『少女☆歌劇レヴュースタァライト』など、多数の人気アニメを手がけるスタジオ「キネマシトラス」の設立15周年記念作品として発表されたオリジナルTVアニメーション。童話『人魚姫』を題材としており、200年後に琵琶湖に蘇った人魚姫ララの物語が展開される。監督を務める小出卓史は滋賀県出身であり、本作が初監督作品となる。
昔々あるところに、ララという人魚のプリンセスがいた。海の王である父と、姉たちに愛されて、すくすくと育つ。ある日、ララは地上に生きる人間の王子に恋をしてしまう。それは人魚たちの世界では許されぬ、禁じられた恋だった。それでもララは地上へ旅立つ。魔女グレイスにもらった薬を飲み、人間の姿になったのだ。しかしそれは、“本当の愛”を見つけなければ、泡となって消えてしまう禁忌の薬。人魚のプリンセスでありながら、人間との愛を望んだララ。けれどその願いは叶わず泡となって海へ消えてしまう。それから200年。長い時を経て、人魚姫ララは琵琶湖に蘇る。今度こそ“本当の愛”を見つけるために。
公開されたオープニング映像は、いきものがかりによるオープニング主題歌「さよならララ」の楽曲にのせたもの。今ではとても珍しい“セル画”を用いたカットが使用されている。セルとは、動画(清書された一連の線)を透明なシートに転写し、絵の具で彩りを加えていく伝統的なアニメーション技法によって作られる素材である。デジタルで描かれる色鮮やかな作風とは異なる、手描きならではの柔らかで奥行きのある風合いによって、作品の持つ新しくもどこか懐かしい世界観を描き出している。映像冒頭で振り返る茉莉や、後半に登場するララの横顔が、セル画を使用した貴重なカットとなっている。
映像では、約200年の時を経て滋賀県に蘇った人魚姫ララを中心に、この地で出会う大津茉莉(CV:川石奈奈)やその家族、そしてルカ(CV:村瀬歩)をはじめとした人間たちとのつながりが描かれている。軽快な足取りのララに手を引かれるのは、茉莉の兄・大津祥弥(CV:大野智敬)、父・大津誠(CV:真殿光昭)、祖母・大津江万(CV:住友七絵)やルカ。さらに、チーズケーキが人気を呼ぶ滋賀県の老舗洋菓子店「アンデケン」のスタッフや学校の友人も登場する。
後半では、ララの手を優しく包む姉たちや、花を愛でるグレイス(CV:深見梨加)など、それぞれが大切な人を想う気持ちが表れるシーンが並ぶ。ララと茉莉が談笑する姿や、夕日に染まる琵琶湖のほとりをルカと肩を並べて歩く姿など、慣れない滋賀の街に戸惑いながらも輝かしいララの日常を切り取ったシーンの数々が映し出されている。
さらに、本オープニングでは制作スタッフそれぞれが本作への想いを込め、自身の名前を手書きで残したクレジットを採用。企画立ち上げから放送を迎えるまでに制作に関わったスタッフたちの作品への愛情や、制作過程における感情と歩みが滲む特別なクレジットとなっている。
■放送情報
TVアニメ『さよならララ』
TOKYO MXほかにて、毎週日曜24:30〜放送
キャスト:菱川花菜(ララ役)、川石奈奈(大津茉莉役)、深見梨加(グレイス役)、村瀬歩(ルカ役)、大野智敬(大津祥弥役)、真殿光昭(大津誠役)、住友七絵(大津江万役)、てらそままさき(ローワン役)、津田美波(リサ役)、山本和彦(コータ役)
原作:キネマシトラス
監督:小出卓史
シリーズ構成:川原杏奈
キャラクターデザイン:谷紫織
美術監督:藤野真里(スタジオPablo)
色彩設計:相澤里佳
撮影監督:出水田和人(T2studio)
編集:黒澤雅之
グラフィックデザイン:濱 祐巳、山口真生
深海イメージ:MON
ウォーターアーティスト:吉邉尚希
音響監督:山田陽
音楽:yuma yamaguchi
音楽制作:KADOKAWA
アニメーション制作:キネマシトラス
OP主題歌:いきものがかり「さよならララ」(EPIC Records Japan)
ED主題歌:Hana Hope「Hearts Glow」(Sony Music Labels)
製作:「さよならララ」製作委員会
©キネマシトラス/「さよならララ」製作委員会
公式サイト:https://goodbyelara.com
公式X(旧Twitter):@Goodbye_Lara





























