宅麻伸、ふかわりょう、神尾楓珠が『逆賊の幕臣』で三代将軍に 岩田剛典は大河初出演

『逆賊の幕臣』に神尾楓珠、岩田剛典ら出演

 松坂桃李が主演を務める2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』の追加キャストとして、宅麻伸、ふかわりょう、神尾楓珠、岩田剛典、北村一輝、柄本明の出演が発表された。

 本作は、忘れられた歴史の“敗者”=幕臣の知られざる活躍を描くエンターテインメント作。主人公は“勝海舟のライバル”と言われ、日本初の遣米使節となって新時代の文明を体感し新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才・小栗上野介忠順。なぜ小栗は明治新政府に「逆賊」とされ歴史の闇に葬られたのか。

 主人公・小栗を松坂が演じ、脚本を『おかえりモネ』(NHK総合)、『きのう何食べた?』(テレ東系)などの安達奈緒子、制作統括を『半分、青い。』、『今ここにある危機とぼくの好感度について』、『作りたい女と食べたい女』などのNHKドラマが手がけてきた勝田夏子が担当する。

 宅麻が演じるのは、江戸幕府12代将軍・徳川家慶。長年君臨した父・家斉の死後、賄賂政治で乱れた幕府を建て直す必要に迫られ、綱紀粛正や倹約を重んじる天保の改革を行う温厚な将軍だ。宅麻にとって大河ドラマ出演は、『おんな太閤記』『徳川家康』『独眼竜政宗』『どうする家康』に続く8作目となる。

 大河ドラマ初出演となるふかわが演じるのは、13代将軍・徳川家定。ペリー来航直後の大混乱期に父・家慶の急死により将軍に就任し、病弱で内向的なため周囲から“将軍の器にあらず”と噂され続けた孤独な将軍だ。

 同じく大河ドラマ初出演となる神尾が演じるのは、14代将軍・徳川家茂。神尾も大河ドラマ初出演となる。一橋慶喜との後継者争いを経て13歳で将軍となり、孝明天皇の妹である和宮と政略結婚するも、開国を進める幕府と鎖国に戻したい朝廷の板挟みとなる若き悲劇の将軍。

 同じく大河ドラマ初出演となる岩田が演じるのは、老中・阿部正弘。飢饉や異国船の来航があいつぐ中、数えで27という若さで幕政のトップ・老中首座に躍り出た備後福山藩主だ。岩田は連続テレビ小説『虎に翼』で寅子(伊藤沙莉)の同級生・花岡悟を演じたほか、土曜ドラマ『一橋桐子の犯罪日記』などNHK作品にも多数出演している。

 北村一輝が演じるのは、南町奉行・鳥居耀蔵。徳川家への忠義を誇りとし、幕府に有害とみれば手段を選ばず無慈悲な「妖怪」と呼ばれた町奉行だ。北村は『天地人』で上杉景勝役、『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で本居宣長役を演じており、大河ドラマ出演は4作目となる。

 柄本が演じるのは、9代水戸藩主・徳川斉昭。隠居後も「御老公」と敬愛され、息子の慶喜を将軍後継とするべく立ち回る老獪な策士だ。柄本にとって大河ドラマ出演は、『太平記』『西郷どん』などに続き6作目となる。

コメント

宅麻伸(徳川家慶役)

私は今まで7本の大河ドラマに出演させて頂きましたが、
『徳川家康』では家康の嫡男・松平信康、知略と武勇に優れた悲劇の武将を演じさせて頂き心の底から涙しました。『独眼竜政宗』では徳川家光……、そして今回『逆賊の幕臣』で徳川家慶を演じさせて頂きます。
何やら徳川家の苦難、安定、終焉に携わる……
役者として嬉しく思います。
そのためにも徳川家慶、後悔無いよう演じたいと思います。

ふかわりょう(徳川家定役)

すぐに両親に報告すると、電話越しに喜びの声が聞こえてきました。
これほどの親孝行はありません。
「大河ドラマ」という、由緒ある舞台から声を掛けていただき、非常に感謝しています。
芸能界で長らく活動していながら、私が足を運ぶ場所ではないと思っていたので、人生、わからないものです。
歳を重ねると、こんな素敵なご褒美をいただけるとは。
13代将軍・徳川家定。
日米修好通商条約締結という難局に直面し、不審死を遂げた悲劇の将軍。
きっと井伊直弼とのやりとりもあるのでしょう。
私にその大役が務まるのか不安もありますが、人間性の部分で重なるところもあり、今は期待に胸を膨らませています。
用心深く、一癖ある将軍をお茶の間にお届けできればと思います。

神尾楓珠(徳川家茂役)

この度、徳川家茂を演じさせていただくことになりました。
大河ドラマに出演するのは今回が初めてという中で将軍の役をいただき、嬉しさと同時に、大きなプレッシャーも感じています。
この作品では、これまであまり描かれることのなかった幕末の裏側をフィーチャーしており、とても興味深い内容で、台本も楽しく読ませていただいております。
現時点でもらっている台本では、まだ家茂の出演シーンは少なく、この先どのような描かれ方をするのか楽しみです。大きな転換期を迎える時代の中で若くして将軍となった家茂の覚悟や葛藤を丁寧に演じたいと思います。

岩田剛典(阿部正弘役)

初の大河ドラマ出演に身の引き締まる思いです。
僕は幕末の激動の変革期の舵取りを任された若き宰相、阿部正弘を演じさせて頂きます。
来年の大河“逆賊の幕臣”
皆様にお届けできる日が楽しみです!!

北村一輝(鳥居耀蔵役)

鳥居耀蔵は、今回の『逆賊の幕臣』において、滅びゆく幕府側を象徴する人物として描かれています。
“妖怪”的存在としてだけではなく、幕府を守ろうとした側の論理や、彼なりの正義を表現することで歴史を複眼的に伝えることが出来ればと思っております。

柄本明(徳川斉昭役)

大河に出させていただきうれしく思っております。
安達奈緒子さんの脚本は何本かやらせていただいており、今回も安達さんの脚本が出来上がるのが楽しみです。
共演者のみなさまと楽しく撮影できますとうれしいです。
よろしくお願いします。

制作統括

「幕臣」の物語としては、まさに「本丸」となる江戸城。今回はそこに登場する皆さんをご紹介いたします。本作は主人公の小栗さんをはじめ「……って、誰?」と言われてしまいがちな登場人物も多いのですが、今回は揃いも揃って歴史上の「有名人」ばかり。そして、実に多彩で豪華な顔ぶれをお迎えすることができました。
まずは、三代にわたる将軍たち。これぞ徳川将軍、という余裕と風格の持ち主・家慶に宅麻伸さん。挙動不審で悲哀に満ちた家定にふかわりょうさん。若くして健気げに重圧を背負う悲劇の将軍•家茂に神尾楓珠さん。
更に、彼らに仕える幕臣や大名たちもバラエティーに富んでいます。未曾有の国難に苦悩する若き老中首座・阿部正弘に岩田剛典さん。ぶれない守旧派で、若い頃の小栗を魅了もし恐れさせもする「妖怪」鳥居耀蔵に北村一輝さん。後に最後の将軍となる息子・慶喜を何とかして将軍継嗣にしようと策を弄する狸オヤジ、徳川斉昭に柄本明さん。
彼らはペリー来航の何年も前から西洋列強の脅威と向き合い、それぞれの信念にのっとって奮闘し、時にぶつかり合いながら小栗に影響を与えていきます。演技派揃いの皆さんによるひとクセもふたクセもある濃密なアンサンブルが、その裏にある人間的な欲望や葛藤、愛憎を浮き彫りにしてくれることでしょう。
どうぞご期待ください!

■放送情報
『逆賊の幕臣』
NHK総合ほかにて、2027年1月放送開始
出演:松坂桃李、大沢たかお、青木崇高、高橋光臣、宮野真守、芝大輔、荒川良々、宅麻伸、ふかわりょう、神尾楓珠、岩田剛典、北村一輝ほか
脚本:安達奈緒子
制作統括:勝田夏子、深川貴志
プロデューサー:大越大士、南野彩子、藤原敬久(展開・プロモーション)
演出:西村武五郎、末永創、川上剛、田中諭ほか
公式サイト:https://www.nhk.jp/g/blog/p9fp_zpgrr6q/
公式X(旧Twitter):@nhk_taiga2027
公式Instagram:@nhk_taiga2027

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