ビル・スカルスガルドがクライマックスの殺陣シーンを語る 『ザ・クロウ』インタビュー映像

ビル・スカルスガルドが『ザ・クロウ』を語る

 公開中の映画『ザ・クロウ』の主演ビル・スカルスガルドとルパート・サンダース監督によるインタビュー映像が公開された。

 1994年公開の映画『クロウ/飛翔伝説』のリブート作となる本作は、恵まれない家庭環境に育った青年が更生施設で愛する女性に出会ったことから始まる復讐劇。『クロウ/飛翔伝説』のプロデューサーであるエドワード・R・プレスマンらにその才能を認められた『ゴースト・イン・ザ・シェル』のサンダースが監督を務めた。

 主演を務めたのは、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のペニーワイズ役などで知られるスカルスガルド。ヒロイン役には、2025年のグラミー賞で『EUSEXUA』が最優秀エレクトロニック・ダンス・アルバム賞にノミネートされたシンガーソングライターでアーティストのFKAツイッグスが抜擢された。

 恵まれない家庭環境に育ち、非行を繰り返す青年エリック(ビル・スカルスガルド)。彼は、更生施設で同じく暗い過去を持つ女性シェリー(FKAツイッグス)と出会う。瞬く間に燃えるような恋に落ちた彼らは脱走を成功させ、誰も知らない場所で2人だけの時間を過ごすうちに、お互いの中に生きる意味を見出して深く愛し合っていくのだった。しかし、謎の組織が隠れ家を襲撃し、2人は惨殺されてしまう。やがて命を落としたエリックの怨念に引き寄せられるように、彼の魂の下へ死の国の使者であるカラスが現れ、“復讐のための力を持って生き返る代わりに、目的を遂げた後は魂を永遠に捧げる”という取引を持ち掛ける。激しい憎悪に駆られたエリックはこれを承諾して蘇り、シェリーを凌辱した組織を滅ぼすことを強く誓って夜の闇へと飛び出していくのだった。

映画『ザ・クロウ』インタビュー映像

 公開されたインタビュー映像でスカルスガルドは、シェリー役のFKAツイッグスとの関係性について語っているほか、怒涛のアクションが繰り広げられるクライマックスの撮影について言及。「オペラ座の格闘シーンは、撮影中に変化していった。振付を少し調整してエリックの心情に寄り添うようにした。映画の虚無的なクライマックスではその時の彼の精神状態がとても重要だ。だから殺陣を感情を表すシーンのように構成した」と、愛、喪失、嘆きという複雑な感情が込められた怒涛のアクションシーンを振り返る。

 また、徹底的な役作りで知られるスカルスガルドについて、サンダース監督は、「ビルは撮影に入る段階で体ができあがっていて、筋肉隆々で運動神経もよかった。監督として私の役割は、アクションを通じてそのシーンの感情を描くこと。ただの暴力ではなく心情も表してる。ビルはうまく表現していた」と、その身体能力に加え繊細な心情表現を絶賛している。

■公開情報
『ザ・クロウ』
全国公開中
出演:ビル・スカルスガルド、FKA ツイッグス、ダニー・ヒューストン
監督:ルパート・サンダース
音楽:フォルカー・バーテルマン
撮影:スティーヴ・アニス
編集:クリス・ディケンズ、ニール・スミス
配給:クロックワークス
2024年/イギリス・フランス・アメリカ/英語/111分/5.1ch/シネマスコープ/原題:The Crow/字幕翻訳:平井かおり/ R15+
©2024 Yellow Flower LLC

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