吉岡里帆×奈緒がW主演、吉野竜平が監督に 佐野広実の小説『シャドウワーク』映画化決定

吉岡里帆と奈緒がW主演を務める映画『シャドウワーク』が2026年に公開されることが決定した。
本作は、第六十六回江戸川乱歩賞受賞作家の佐野広実による同名小説を原作としたクライムサスペンス。監督と脚本は『君は永遠にそいつらより若い』などの吉野竜平が務める。吉野監督は「他者の痛みへの想像力が薄れ、踏み躙られるのは弱いお前のせいだ、そんな空気が加速しているこの時代に、映画というエンタメの形でチクッと皮肉の針を刺せたら。そんな気持ちで、この『シャドウワーク』という作品を創りました」とコメントを寄せた。
紀子は、日常的に暴力を振るう夫から逃げてきた。しかし居場所を突き止められ、行き場を失ってしまう。絶望の中にいた紀子に、入院先の看護師・路子が救いの手を差し伸べる。連れて行かれたのは、三浦海岸の外れにひっそりと建つ施設。配偶者や親から暴力を受けた女性たちを匿う場所。彼女たちは、その場所を「おうち」と呼んでいた。様々なルールがあったが、穏やかで、守られた日々。だが、紀子は次第に違和感を覚え始める。一方、ある事件を追う刑事・薫が、この「おうち」に近づこうとしていた。
吉岡が演じるのは、新たに「おうち」にやって来た紀子。夫に心身共に支配され、人生を諦めかけていたが、そこでの暮らしを通して、本当の自分を取り戻していく。一方の奈緒が演じるのは、亡くなったある女性について捜査中の刑事・薫。女性の身辺を探るうちに「おうち」との関係にたどり着く。2人は本作で初の映画W主演を果たす。
あわせて、吉岡と奈緒のコメント動画が公開。吉岡は「信頼を寄せる奈緒さんと、そしてこれから発表される個性豊かなキャストの皆様と一緒に、絆を持って『シャドウワーク』の世界観を作り上げてきました。皆さんには固唾を呑んで観ていただけるかなと思っております」と語り、奈緒は「人間本来の持つ強さというものを、たっぷりと描いた映画となっておりますので、是非劇場でその迫力も含めて感じていただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せた。
吉野竜平(監督)コメント
配偶者や親から暴力を受けた女性たちが静かに暮らす、とある一軒のシェルター。しかしそこには秘密のルールがあって...。とんでもなく現実離れした設定にも関わらず、佐野広実先生の原作小説を読んだとき、不思議なリアリティを感じ、とても強く惹きつけられました。
それは、その物語の奥底に「人間の生命力」という普遍的なテーマが流れていたからです。不条理な暴力に抑え込まれても、それに抗い、光を見つけようとする、誰しもに備わった生きものの本能のような。
他者の痛みへの想像力が薄れ、踏み躙られるのは弱いお前のせいだ、そんな空気が加速しているこの時代に、映画というエンタメの形でチクッと皮肉の針を刺せたら。そんな気持ちで、この『シャドウワーク』という作品を創りました。
■公開情報
『シャドウワーク』
2026年全国公開
出演:吉岡里帆、奈緒
監督・脚本吉野竜平
原作:佐野広実『シャドウワーク』(講談社文庫)
制作プロダクション:トリックスターエンターテインメント
配給:ショウゲート
助成:文化芸術振興費補助金
©2026「シャドウワーク」製作委員会
公式サイト:shadowwork-movie.jp
公式X(旧Twitter):@shadowwork_jp
公式Instagram:@shadowwork_jp






















