『べらぼう』など横浜流星のストイックな役作り 『名探偵コナン』声優デビューも期待大

さまざまなヒット作で活躍する俳優の横浜流星が、4月10日に公開される劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使(はいうぇいのだてんし)』でゲスト声優を務めることが明らかとなった。アニメ声優に挑戦するのは今回が初めてとのことで、ファンからは大きな期待を寄せられているようだ。
横浜流星、劇場版『名探偵コナン』で声優初挑戦 高山みなみの直接指導に「本当に感謝」
劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』でゲスト声優・横浜流星が、自動車メーカー所属のエンジニアで、最新型白バイ「エンジェル」…今回横浜が抜擢されたのは、自動車メーカー所属のエンジニア・大前一暁役。最新型白バイ「エンジェル」の開発者で、自身の研究する運転アシストシステムに熱い想いを持っているという設定だ。
あまり横浜自身のイメージと重ならない役柄のようにも思えるが、おそらくその点を心配する必要はないだろう。横浜は徹底した役作りによって、どんな役柄でも憑依してみせるタイプの役者だからだ。
具体的なエピソードを挙げると、たとえば主演を務めた2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では、脚気を患って衰弱していく蔦重の姿をリアルに表現するため、食事制限ばかりか水断ちまで行ったという。(※1)
また2022年公開の映画『線は、僕を描く』では水墨画の世界に足を踏み入れる青年・青山霜介の役を演じたが、このときは約1年にわたって実際に水墨画を練習。完成報告会&完成披露試写会では、そうした努力を共演者の江口洋介が「すごくストイックでした」と評していた。(※2)
さらに2023年の映画『春に散る』でチャンピオンを目指して奮闘するプロボクサー・黒木翔吾役を演じた際には、1年以上にわたってボクシングのトレーニングを実施。撮影後にはC級プロライセンスを取得したことで話題を呼んだ。(※3)
こうしたエピソードの数々を見ると、横浜が表面的な部分で演技するのではなく、自分の身体の内側までしっかりと役柄を染み込ませようとするタイプの俳優であることが分かるだろう。アニメ声優という新たな分野への挑戦でも、そのストイックな性格が発揮されていることに期待できる。
なお横浜は特撮ドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』でヒカリ(トッキュウ4号)役を演じた際、“変身後”の声をアフレコしていたため、声を当てる仕事が初めてというわけではない。とはいえ本格的なアニメ声優の仕事に臨むにあたって、今回は相応の努力を行っているはずだ。
実際にキャスト発表のプレスリリースでは、アフレコ収録が終わった後に完成度を高めるため自ら再収録を打診したこと、コナン役の高山みなみから直接アドバイスを受けながら収録を行ったことが明かされている。
また2度目の収録では、台本をすべて暗記して演技に臨んだらしく、プロデューサーのコメントにて「アフレコでは台詞を完璧に覚え、台本を持たず画面だけを見つめ芝居に没頭する姿に圧倒されました」と称賛されていた。
横浜自身も「自分のできることは全てやったつもりです!」と堂々とコメントしており、演技の仕上がりには自信がある様子だ。
映画『国宝』をはじめとする作品で圧倒的な演技力を見せつけ、役者としての注目が高まっている横浜。『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』ではどんな新境地を見せつけてくれるのか、今から期待せざるを得ない。
参照
※1. https://realsound.jp/movie/2025/12/post-2249885.html
※2. https://www.toho.co.jp/movie/news/senboku-movie_220927
※3. https://gaga.ne.jp/pt/news/detail.php?id=1701
■公開情報
『名探偵コナン ハイウェイの堕天使(はいうぇいのだてんし)』
4月10日(金)公開
キャスト:高山みなみ(江戸川コナン役)、山崎和佳奈(毛利蘭役)、小山力也(毛利小五郎役)、沢城みゆき(萩原千速役)、三木眞一郎(萩原研二役)、神奈延年(松田陣平役)
スペシャルゲスト:横浜流星
原作:青山剛昌
監督:蓮井隆弘
脚本:大倉崇裕
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:小学館/読売テレビ/日本テレビ/ShoPro/東宝/トムス・エンタテインメント
配給:東宝
©2026 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会






















