『未来のムスコ』親子の溝を埋めた“颯太”天野優の無邪気な姿 “まーくん”探しに暗雲も

18歳で「役者になる」と宣言し、家出同然で上京した未来(志田未来)。『未来のムスコ』(TBS系)第5話では、彼女の生き方を応援できずにいる母・直美(神野三鈴)が東京にやってくる。お互いに意地を張り合う親子の溝を埋めたのは、未来の息子・颯太(天野優)だった。
「30歳までに役者として芽が出なかったら実家に戻る」という条件付きで、未来を送り出した直美。タイムリミットまで、あと2年というところで未来は大きなチャンスを掴んだ。直美は、未来が劇団アルバトロスの次回公演で主演を務めることを知り、富山からやってきたのだ。

だが、喜んで娘の晴れ舞台に駆けつけたわけではない。「最後の舞台になるかもしれんがやろ」という一言で、未来は直美が今も自分の夢に反対していることを知る。さらに颯太の存在を知った直美は、未来が秘密裏に子どもを産んでいたと勘違い。未来は沙織(西野七瀬)にも仲立ちしてもらい、颯太が2036年からやってきたことを説明するが、全く信じてもらえない。

それでも自分を「おばあちゃん」と呼び、甘えてくる孫はかわいいのだろう。直美は未来のアパートに泊まり込み、保育園まで颯太を送り届けたり、栄養満点の夕飯を用意したりと甲斐甲斐しく2人の世話を焼く。劇団の稽古にバイトに忙しい未来にとっては、ありがたいことこの上ない。しかし、「5歳の子どもの晩ごはんが、夜8時!?」「育ち盛りの子どもにはもっと栄養のあるもの食べさせな」といった直美から飛んでくるチクチク言葉に未来はイライラ。しまいには、颯太のために夢は諦めるべきだと言われ、大喧嘩になってしまう。

直美はきっと、未来のことを責めたいわけじゃない。役者になるという夢に反対したのも、未来の将来を心配してのこと。加えて、唯一無二の大事な娘が自分の手元から離れていくのが寂しかったのだろう。だけど、多くの親はそういう気持ちを、子どもを責めるような言葉に変換してしまう。子どもは子どもで余計意地になって、親に反発してしまうものだ。未来も自分の力で生きてみせると豪語した手前、直美を頼ることができなかった。そのことに直美は虚しさを覚えるが、それもまた素直に伝えることができない。沙織が言うように、2人はそっくりな親子だ。

だけど、未来は颯太を育てるようになったことで直美の気持ちを少しは理解できるようになった。働きながら一人で子どもを育てる大変さも、その子どもが離れていく寂しさも。未来は今までのことを謝罪し、直美も颯太が未来からきたという話を信じるが、夢を諦めて実家に戻ってほしいという気持ちは変わらなかった。それは亡き夫に代わって働き詰めで、未来たちに寂しい思いをさせたことを後悔しており、颯太には同じ思いをさせたくないからだ。






















