グレタ・ガーウィグも出演 タイ・ウェスト監督『ハウス・オブ・ザ・デビル』3月27日公開

『ハウス・オブ・ザ・デビル』3月27日公開

 タイ・ウェスト監督の初期監督作『ハウス・オブ・ザ・デビル』が3月27日よりシネマート新宿、池袋HUMAXシネマズほかで公開されることが決定。あわせて予告編が公開された。

 1980年代のアメリカでは、「サタニック・パニック」と呼ばれる悪魔崇拝をめぐる前代未聞の集団ヒステリーが社会を席巻した。子どもの頃に儀式に参加させられ虐待を受けたという証言が全土で噴出し、マスコミから司法、ついにはFBIまでが動く大騒動へと発展したという過去がある。本作は、そんな不穏な時代のアメリカ北東部を舞台に、全編16mmフィルムで撮影されており、セット、衣装、フォントデザイン、カメラワークに至るまで徹底して当時の空気を再現し、80年代スラッシャーへの愛情を詰め込んだ一作だ。

 監督を務めたのは、A24初のシリーズ化作品『X』シリーズのウェスト。次回作には、チャールズ・ディケンズの古典的名作『クリスマス・キャロル』をジョニー・デップ主演で映画化する『Ebenezer: A Christmas Carol(原題)』が控えている。

 主人公サマンサをジョスリン・ドナヒュー、サマンサの友人メーガン役をグレタ・ガーウィグが演じ、トム・ヌーナンとメアリー・ウォロノフが怪しいアルバイトの依頼人・ウルマン夫妻を演じている。

映画『ハウス・オブ・ザ・デビル』予告編

 公開された予告編では、“説明不能な出来事”の一部始終が垣間見える。映像の冒頭では、「ベビーシッター募集の件で電話しました」という一本の電話と、若い女性・サマンサの姿が。金欠ですぐ稼げるベビーシッターの仕事に応募したといい、その事実を友人に伝えると、「子供は嫌いでしょ? 悪魔みたいな子でも知らないよ?」と反対されるも、働くことを決めたサマンサの様子が捉えられている。後日広告主の豪邸に伺うと、白髪老人・ウルマン氏からベビーシッターではなく、妻の老いた母親の世話を頼みたいという内容で、一晩400ドルという高額な報酬提示だった。簡易な依頼に笑顔を見せるサマンサは、仕事を引き受けること。ウルマン夫婦が出かけて一人となったサマンサは、豪邸内の掃除をしていたりしていると、どこか不気味な空気感を感じてしまう。気に留めずテレビを見ていると、“今夜は皆既月食”というニュースを目にする。この太陽・地球・月が一直線に並び、月が神秘的な赤銅色に見えるスペシャルな日に、“究極の邪悪が解き放たれる”という怖ろ怖ろしいテロップが踊っている。すると転調を見せる展開となり、サブリミナル映像で一瞬身の毛がよだつ得体の知れない何かと、顔中血だらけの女性らしき人物、魔法陣の上で寝そべる人間たち、動物らしき頭蓋骨といったアイテムと不協和音で、パニックシーンを垣間見ることができる。

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■公開情報
『ハウス・オブ・ザ・デビル』
3月27日(金)より、シネマート新宿、池袋HUMAXシネマズ ほかにて全国公開
出演:ジョスリン・ドナヒュー、グレタ・ガーウィグ、トム・ヌーナン、メアリー・ウォロノフ
監督・脚本:タイ・ウェスト
配給:OSOREZONE
配給協力:シンカ
2009年/アメリカ/英語/95分/カラー/1:1.85/5.1ch/原題:The House of the Devil
©2008 MPI MEDIA GROUP ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:https://synca.jp/osorezone/film/184/

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