『花緑青が明ける日に』ベルリン映画祭正式出品 萩原利久×古川琴音も喜びのコメント

3月6日に全国公開されるアニメーション映画『花緑青が明ける日に』が、第76回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることが決定した。
本作は、日本画家としての活動を軸に、新海誠や片渕須直などのアニメーション作品に参加してきたクリエイター・四宮義俊が、自身のオリジナル脚本で描く初の長編アニメーション映画。フランスのスタジオMiyu Productionsとの日仏共同製作作品だ。
声優初挑戦となる俳優の萩原利久と古川琴音がW主演を務め、入野自由、岡部たかしらが脇を固める。物語の舞台は、再開発による立ち退きが迫る花火工場・帯刀煙火店。幻の花火「シュハリ」と、そこで育った若者たちの未来をめぐる2日間の物語を描き出す。
ドイツ・ベルリンで毎年2月に開催されるベルリン国際映画祭は、カンヌ、ベネチアと並ぶ世界三大映画祭のひとつ。本作が選出されたコンペティション部門では、過去に宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』が金熊賞を受賞している。アニメーション作品の同部門選出は、新海誠監督の『すずめの戸締まり』以来3年ぶりとなる。
また、本作は四宮にとって初の長編監督作。長編監督デビュー作が同部門に選出されるのは非常に珍しく、日本映画としては坂東玉三郎監督の『夢の女』以来、33年ぶりの快挙となった。
出品決定を受け、四宮監督は「とても小さな物語が世界を一周し、三月にはまた日本に戻ってきます」とコメント。主演の萩原は「歴史ある映画祭で評価いただいたこと、そんな作品に携われたことはとても嬉しいです」と喜びを語り、古川も「遠くベルリンのスクリーンで『ハナロク』が花開くことを思うと、とても美しいだろうなと、胸が高鳴ります」とメッセージを寄せている。
コメント
四宮義俊(原作・脚本・監督)

一緒に机を並べ手を動かしてくれた方、声や音に関わってくれた方、数多ある可能性の一つ一つが画面に結晶として現れ融合した結果ベルリンまで届いたのだと思います。
とても小さな物語が世界を一周し、三月にはまた日本に戻ってきます。その時にはおそらく世界共通の物語としてこの映画を楽しんでいただけることと思っています。
このニュースで初めて『花緑青が明ける日に』の存在を知っていただけた方々にとって、劇場で鑑賞するきっかけの一つになっていただければとてもうれしいです。
萩原利久(敬太郎役)
ベルリン国際映画祭コンペティション部門に『花緑青が明ける日に』を選出して頂きました。
今回初めて声優に挑戦させてもらった「花緑青」が歴史ある映画祭で評価いただいたこと、そんな作品に携われたことはとても嬉しいです。
そして、国境を越えて一人でも多くの方に見て頂ける機会になればさらに嬉しいです。
監督始めスタッフの皆様おめでとうございます。
古川琴音(カオル役)
異なる言葉や文化の中、遠くベルリンのスクリーンで「ハナロク」が花開くことを思うと、とても美しいだろうなと、胸が高鳴ります。
この作品が生まれるまでに、四宮監督をはじめ、すべてのスタッフの皆さまが注いだ時間と眼差しに、心から拍手を送りたいです。
そして、カオルの声を私に託してくださったことを、改めて光栄に思います。
■公開情報
『花緑青が明ける日に』
3月6日(金)全国公開
出演:萩原利久、古川琴音、入野自由、岡部たかし
原作・脚本・監督:四宮義俊
キャラクターデザイン:うつした(南方研究所)、四宮義俊
作画監督:四宮義俊、浜口頌平
美術監督:四宮義俊、馬島亮子
音楽:蓮沼執太
色彩設計:四宮義俊、水野愛子、齋藤友子、岡崎菜々子
撮影監督:富崎杏奈
特殊映像:SUKIMAKI ANIMATION
ストップモーション映像:Victor Haegelin
CGディレクター:佐々木康太
編集:内田恵
音響監督:清水洋史
録音・調整:太田泰明
音響効果:中野勝博
音響制作:東北新社
アニメーションプロデューサー:藤尾勉
製作:A NEW DAWN Film Partners
制作:アスミック・エース/スタジオアウトリガー/Miyu Productions
配給:アスミック・エース
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公式サイト:https://hanaroku.asmik-ace.co.jp
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