『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』4本の”予告編”を考察 事件のきっかけはスティーブ?

ファンを興奮させた第3弾の「予告編」
個人的に、ファンの間でもっとも熱狂的に受け入れられたのは、第3弾の「『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でX-MENは帰ってくる」編だったと思います。すでに20世紀フォックス(現・20世紀スタジオ)のX-MENが『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に登場することは、前述の椅子プロモーションの時に発表されています。主要X-MEN映画の出演俳優のキャスティングがここでアナウンスされていたから。またX-MEN自体、MCUではすでに『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』『マーベルズ』『デッドプール&ウルヴァリン』で言及されており、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)とゆかりの深い超金属アダマンチウムは『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』にも出てきます。
したがって「『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でX-MENは帰ってくる」はサプライズではありません。しかし、この予告編でファンが熱狂したのは、最後にサイクロップス(ジェームズ・マースデン)が現れ、目から強力な破壊光線=オプティックブラストを放つシーンがあったから。サイクロップスは人気キャラですが、20世紀フォックス版の映画では今一つ活躍しません。なのでこのサイクロップスの場面はファンが長年期待していたものなのです。さらにコミック版に準じたコスチュームを着ているのも嬉しいです。
このサイクロップスの後ろに巨大な足が見えますが、恐らく2003年に発表された『X-Men/Fantastic Four』というコミックで、ドクター・ドゥームが対ミュータント用に開発した巨大ロボLatviathans=ラトヴィアサンズではないかと思われます。X-MENの宿敵巨大ロボ、センチネルズをドクター・ドゥームなりに作り変えたもの。
なおこの予告に登場するプロフェッサーX(パトリック・スチュワート)の車椅子と『ドクター・ストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス』は違うので『マルチバース・オブ・マッドネス』とは違うバースのX-MENでしょう。多分『マーベルズ』の最後でモニカが飛び込んだバースのX-MENと思います。この予告ではプロフェッサーXとマグニートー(イアン・マッケラン)が手を組むとか、死を覚悟してどう戦うかが描かれています。この2人が共闘するということは前代未聞の危機がミュータントたちを襲うということでしょう。
ファンを喜ばせた第4弾の「予告編」
第4弾が「『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でワカンダとファンタスティック4は帰ってくる」は文字通り、シュリ=新ブラックパンサー(レティーシャ・ライト)率いるワカンダの民とファンタスティック4のベンことザ・シング(エボン・モス=バクラック)が砂漠で出会います。
シュリたちはMCUの基本世界であるアース616=神聖時間軸の住人、ファンタスティック4はアース828です。つまりファンタスティック4がついに主要の舞台であるアース616にやってきて、他のヒーローたちと合流するわけです。こういうヒーローの共演がMCUの醍醐味で、ファンとしては大喜び。
また、ブラックパンサーとワカンダ国はもともとファンタスティック4でデビューしたので、コミックファンはこの組み合わせにニヤリとするでしょう。
この予告ではさらに重要なキャラが出てきます。ネイモア(テノッチ・ウエルタ・メヒア)です。海底王国タロカンの王。しかし海が出てこない。海が干上がった? つまりそのくらいの天変地異がアース616で起こっているのかもしれません。これがまたドクター・ドゥームによるものということでしょうか?
『サンダーボルツ*』のポストクレジットでバースを超えてファンタスティック4のロケットがアース616に来ることが示唆されています。したがって、このベンはあのときのロケットに乗っていたのかもしれませんが、なぜアース616に来たのか、です。そういえば『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のポストクレジットシーンでドクター・ドゥームがスー(ヴァネッサ・カービー)とフランクリンの前に姿を現すところで終わります。あの後、ドクター・ドゥームがスーとフランクリンを誘拐してロケットで別バースであるアース616に向かった。それが『サンダーボルツ*』のあのシーンであり、だからベンたちがドクター・ドゥームを追ってアース616にやってきたのかもしれません。
また、この「予告編」でベンだけが姿を見せるのも意味がある? ドクター・ドゥームを追って、ファンタスティック4のメンバーは手分けしていろいろなバースに行ったのかもしれない。だからリード(ペドロ・パスカル)かジョニー(ジョセフ・クイン)はX-MENのいるバースに行き、そこでサイクロップスたちと出会う?
以上になります。この4つの「予告編」から物語が始まっているとするならば、
・この事件のきっかけは実はスティーブにある
・今度ヒーローたちが対峙するドクター・ドゥームはサノス以上の強大な敵
・X-MENのいるバースはドクター・ドゥームによって危機的状況にある
・アース616もドクター・ドゥームによって危機的状況が近づき、ここがドクター・ドゥームを迎え撃つ
・最後の決戦場になるので他のバースのヒーローたちが駆けつける
みたいなことでしょうか? 妄想と考察が膨らみます。なお、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』のさらなる予告編は、アメリカ現地時間2月8日のスーパーボウル合わせで解禁されるのでは、とも言われています。楽しみに待ちましょう。
■公開情報
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』
12月18日(金)日米同時劇場公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©︎2026 MARVEL




















