『おコメの女』“鷹羽”千葉雄大に漂う“糠の匂い” “作久子”大地真央が抱えてきた痛み

作久子にとってその一件は、長いあいだ胸に刺さったままの楔だった。優香が見た若い男性は、かつての現場で残された家族の息子。けれど今回、その家族から「もう大丈夫だ」と受け止めてもらえたことで、作久子はようやく自分を許し、前を向き始める。福はぎ庵への調査では、作久子が先代の名を出して相手の警戒を和らげ、正子が踏み込むための入口を作る。明示の承諾を得て一斉捜査が始まると、作久子が目をつけた代々の壺は空振り。けれど、番頭の砂原が触れるのを必死に止めたヘルメットから札束が出てくる。そこには簿外取引の痕跡が。現金で回る老舗の慣習を利用し、砂原が中抜きして横領していたのだ。兄弟を仲違いさせていたのも、砂原の仕掛けだった。

砂原は、「先代が守り続けてきた店を、あんたたちが潰そうとしているのが正しいのか」と食い下がる。作久子は言い返して切り捨てるのではなく、いったんその問いを受け止めるように間を置いて、「それを確かめるために、この仕事を続けます」と答えた。迷いを抱えたまま立ち止まるのではなく、もう一度きちんと仕事と向き合っていく――作久子の前向きな覚悟がはっきり滲む一言だった。

そして、もう一つ気になることがあった。正子と耕一が、「シン・FUKUHAGI-&」にもち米を卸す農家へ当たった際にたまたま居合わせた正子の知り合いとの会話から、その農家の町が支持基盤とする経済産業大臣・鷹羽(千葉雄大)の名が浮かび上がってきた。正子が次に嗅ぎつける糠の匂いは、もっと厄介な場所から漂ってきそうだ。
主人公・米田正子が、なかなか手を出せない“厄介な”事案を扱う複雑国税事案処理室、通称“ザッコク”を創設し、個性派揃いのメンバーとともに事案と向き合っていく。
■放送情報
木曜ドラマ『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』
テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~21:54放送
出演:松嶋菜々子、佐野勇斗、長濱ねる、千葉雄大、高橋克実、戸次重幸、大地真央、寺尾聰
脚本:g.O.A .T
演出:田村直己(テレビ朝日)、楢木野礼、塚本連平
ゼネラルプロデューサー:服部宣之(テレビ朝日)
プロデューサー:浜田壮瑛(テレビ朝日)、木曽貴美子(MMJ)、小路美智子(MMJ)
音楽:村松崇継
制作協力:MMJ
制作著作:テレビ朝日
©テレビ朝日
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