菅田将暉、『もしがく』クランクアップ 「“俳優の大怪獣たち”に支えていただきました」
三谷幸喜が脚本を手がけるフジテレビ系水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』から、主演を務める菅田将暉のクランクアップコメントが到着した。
本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷の青春時代の思い出を題材にした完全オリジナルストーリー。
撮影最終日、菅田は最終話のとあるシーンの撮影に臨んでいた。スタッフ、キャストは集大成の日を迎え、より一層の熱量に満ちていた。粗暴で、周りをかき回し、それでいて誰よりも純粋な舞台人。久部三成という“熱量の塊”のすべてを菅田はラストシーンに注ぎ込む。少しの静寂の後、「カット!OK!」と監督が叫ぶと、続けて「ただいまのシーンをもちまして、久部三成役・菅田将暉さんオールアップです!」の声が上がり、昭和後期を全力で駆け抜けた菅田に対してねぎらいと称賛の拍手が鳴り響いた。鳴り止まない拍手を浴びながら、菅田はようやく安堵の表情を浮かべ、「正直ホッとしています」と座長として挑んだ撮影を振り返り、「改めて俳優をやっていて良かったと思った」と挨拶。スタッフ、キャストへの感謝の思いを語った。
12月17日に30分拡大で放送される最終話では、WS劇場の支配人となった久部。劇場には大勢のお客さんが押し寄せ、スタンド花で埋め尽くされるほどに成長したWS劇場。公私ともに絶好調の久部だったが、おばば(菊池凛子)から「男から生まれた男には気をつけろ。お前の足を引っ張るのは、男から生まれた男」と告げられ、「そんな奴はいないと」答える久部に「じゃあ、安泰だ」とほほ笑むが……。
菅田将暉(主演)コメント
お疲れ様でした!“蜷川先生~!”って叫びたい気持ちです(笑)。この日を迎えられて、正直ホッとしています。今年のはじめはどうなることかと思っていましたが、プロデューサーの金城さんをはじめ、フジテレビの皆さんにご尽力いただき、掛け合っていただき、西浦監督をはじめとする演出部さん、スタッフの皆さんが撮影に入るまでずっと準備を続けてくださり、そして、三谷さんが最後まで脚本を書いてくださった状態で撮影に臨むことができ、本当に感謝しています。今回の豪華なセットもそうですし、俳優の大先輩方がたくさん協力してくださって。さっき野間口(徹)さんが“珍獣・奇獣の俳優たち”とおっしゃっていましたけど(笑)、(菊地)凛子さん、(市原)隼人くん、(生田)斗真くん、小栗(旬)さん、堺正章さんをはじめ、“俳優の大怪獣たち”に支えていただきました。改めて、役者をやっていて良かったと思いました。ありがとうございました!
1984年の渋谷を舞台に、脚本家・三谷幸喜の半自伝的要素を含んだ完全オリジナル青春群像劇。「1984年」という時代を、笑いと涙いっぱいに描いていく。
■放送情報
『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』
フジテレビ系にて、毎週水曜22:00~22:54放送
出演:菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、戸塚純貴、アンミカ、秋元才加、野添義弘、長野里美、富田望生、西村瑞樹(バイきんぐ)、大水洋介(ラバーガール)、小澤雄太、福井夏、ひょうろく、松井慎也、佳久創、佐藤大空、野間口徹、シルビア・グラブ、菊地凛子、小池栄子、市原隼人、井上順、坂東彌十郎、小林薫ほか
脚本:三谷幸喜
主題歌:YOASOBI「劇上」(Echoes / Sony Music Entertainment (Japan) Inc.)
音楽:得田真裕
プロデュース:金城綾香、野田悠介
制作プロデュース:古郡真也
演出:西浦正記
制作著作:フジテレビ
協力:ニナガワカンパニー
©︎フジテレビ
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