横山裕、2025年を象徴する存在に 走り続けた1年と『絶対零度』で示した信頼のかたち

思えば、2025年は“横山イヤー”と言える年だった。横山は44歳の誕生日を迎えた2025年5月9日に1年間限定のプロジェクトを立ち上げ、ソロアルバムをリリース。さらに全国11都市を巡るソロライブツアーを開催している。しかも、なんとそのライブツアー中に、『24時間テレビ』(日本テレビ系)のチャリティーランナーとして105kmを走破。続けて、ファンイベントとして一緒にBBQを楽しむイベント「横山裕のBBQ」を開催したり、元メンバーの渋谷すばるとの対バンライブ「横山裕×渋谷すばる」を開催したり、大阪万博でSTARTO ENTERTAINMENTの関西出身アーティストたちが出演する「横山万博」を開催したりと大忙し。そして11月には「超八 in 日本武道館」でSUPER EIGHTの横山としてステージに上がっている。
「2025年最も人々の視線を集めた存在」といっても過言ではないだろう。実は横山が複数人いるんじゃないか、と疑ってしまうほどハードスケジュールであるが、横山はこれまで以上に老若男女から知られる存在になった。
その中で横山自身の人となりも見えてきた。『24時間テレビ』では、複雑な生い立ちと家族への愛、そして苦境の中で戦っている子どもたちへの特別な想いが明かされた。「横山万博」は当日、交通機関が乱れ、なんと企画した横山本人が不在というトラブルに見舞われた。しかしながら、横山を慕って集った後輩たちが、直前のYouTube生配信でも、ライブ本番でも笑いを交えながらカバー。横山は途中、テレビ電話にて出演し、「間に合わんかった。(『24時間テレビ』のマラソンでフィナーレに間に合った)あの俺が間に合わんのやで?」と悔しがり、会場を沸かせていた。
“横山イヤー”は、いかに横山が身近な人やファンに愛を注ぎ、それ以上に彼が多くの人から愛されているかがわかる1年だったとも言える。だが、“横山イヤー”はまだ続く。横山は2026年1月からスタートする、松本まりかの主演ドラマ『元科捜研の主婦』で初の父親役に挑戦することが決定している。

不思議なもので、演じる人の人柄が見えるとその演技にも新たな魅力が見えてくる。『絶対零度』では、終始クールな山内だが、長年の経験から事件解決はチームで動くからこそ成し遂げられるということを誰よりも理解しているはずだ。だからこそ山内は、いつも二宮が好きに動けるようにし、組織内では各人が得意とするところで成果を上げられるようにしていた。誰かを信じて支えるという“表には出ない優しさ”は、まさに横山裕という人物が歩んできた道の延長線上にあるものだ。その資質こそが、DICTという新たな組織に山内が必要とされた最大の理由なのかもしれない。
『絶対零度』シリーズの第5作目。匿名・流動型犯罪に代表される「特殊詐欺」や「サイバーテロ」など、市民の身近な生活から国家の安全を脅かす大規模な犯罪まで、数々の情報犯罪に立ち向かう。
■放送情報
『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:沢口靖子、安田顕、横山裕、黒島結菜、一ノ瀬颯、馬場園梓、金田哲、松角洋平、白本彩奈、板谷由夏ほか
脚本:鈴木洋介、市東さやか、阿部凌大
音楽:KOHTA YAMAMOTO
主題歌:十明「GRAY」(EMI Records/UNIVERSAL MUSIC)
演出:田中亮(フジテレビ)、城宝秀則(共同テレビ)、都築淳一(共同テレビ)、木下高男(共同テレビ)
プロデュース:成河広明(フジテレビ)
プロデューサー:足立遼太朗(フジテレビ)、髙丸雅隆(共同テレビ)、佃敏史(共同テレビ)
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ
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