『ESCAPE』家入レオの生歌に桜田ひより&佐野勇斗が感激 「一層ドラマに身が入りそう」

日本テレビ系水曜ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』の主題歌を担当する家入レオがスタジオ表敬訪問し、W主演を務める桜田ひよりと佐野勇斗と対面した。
佐野と桜田がW主演を務める本作は、とある誘拐事件をきっかけに出会った2人を描く、オリジナル脚本によるサスペンスドラマ。
大企業、八神製薬社長の一人娘・八神結以(桜田ひより)が20歳のバースデーパーティーの日に誘拐された。しかし計画はあえなく失敗に終わり、犯人の一人・林田大介(佐野勇斗)は呆然と立ちすくむ。だが人質のはずの令嬢は「私と一緒に逃げて!」と言い出し、“人質と誘拐犯”、2人の奇妙な逃避行が始まる。張り巡らされる包囲網、そして瞬時に入れ替わる敵と味方。彼女はなぜ逃げることを選んだのか。はたして何から逃げようとしているのか。実は彼女には、ある隠された”秘密”があった。「それは誘拐のはずだった」のサブタイトルが示すように、誘拐事件をキッカケに、2人の数奇な運命が動き出す。現実を変えようとあらがう未完成な2人がたどり着く結末とは。
本作の主題歌「Mirror feat.斎藤宏介」を歌う家入が撮影スタジオを表敬訪問し、桜田、佐野と対面。3人はお互いに、主題歌やドラマへの感想、聞いてみたかった質問などで盛り上がった。
家入がドラマについて「“人情を忘れない”ところが、それぞれのキャラクターに毎話設定され描き出されているところにグっときています。2人で逃走していても、お世話になった人のお葬式は絶対行きたいとか(第5話)、“簡単に繋がれる今の世界だからこそ、すぐ手放すのではなくて、愛を大事にしてる”というのがこのドラマの見どころだなと思いました」と語ると、佐野は思わず「深い……深すぎて、今の言葉で新しい曲が作れそうですね」と感動。ドラマの中で流れる自身の楽曲に関して家入は「2人の若いフレッシュな空気の中に、“繊細さ”を曲で添えられているといいなと思いながら、毎週拝見させていただいております」と話した。
また、家入から2人へは「SNSなどの裏話で『劇中にアドリブが多い』と見ていたのですが、アドリブはその場のインスピレーションでやられているんですか?」という質問が。これには佐野が「そうですね、僕ら、仲が良いので(笑)」と回答。さらに「どっちが仕掛けることが多いんですか?」という家入からの質問に、桜田が「圧倒的に」と佐野を指差す。佐野は「それに対してアドリブで何を返してくるのかが楽しみで、仕掛けがいがあるという感じですね」と言い、桜田も「回収する人がいないと一人ぼっちになっちゃうので、一生懸命回収させていただいてます」と答えた。これには家入も「絶妙な良い距離感、お互いをリスペクトされてるのかなと思って見ていました。いいものを作ろう、という掛け合いが素敵ですね」と納得。
そして主演の2人が主題歌の感想を聞かれると、まず桜田は「どんな主題歌なんだろう、ってワクワクしながら待っていました。聴かせていただいたら、結以目線でもあり大介目線でもある、本当にこの2人に寄り添った曲で感動しました。イントロの繊細なメロディーから始まって、“僕は僕で 君は君のままで”という歌詞は、本当にハチとリンダを表しているので、毎回助けられています」と熱量高く話す。佐野からは「僕はあのイントロのテンテンテン♪ってところがすごく好きで、あれが流れると“わぁ来た!”って毎回なっています! この曲には重厚感や高級感もあって、ドラマを引き上げてくれていて本当に感謝しています」と気持ちを伝えた。これに対して家入は「脚本を読ませていただき、ポップなシーンとすごくセンシティブなシーンが見どころだと思ったので、その“冷たさ”と“熱さ”がメロディーと歌詞で表現できたらいいなと思いました。ドラマの中のお2人には、明るさだけではない、人に言えない、知られたくない秘密があったりされるので、そんな背景があるキャラクターを、主題歌でも表せたらいいなとも思いました」と主題歌について秘話を明かす。
さらに、今回、家入は初めての制作スタイルに挑戦したという。「このコライト(複数のクリエーターが共同で1曲を制作する手法)のスタイルは実は初めてでした。今回のやり方を通して、血肉になってるものしか人には届かないんだなと改めて思いました。歌詞やメロディーをいくつか出したのですが、採用されているものは全て自分の心から出てきたものばかりだったので。真摯に曲を作っていくことって大事だなと改めて思いました。2027年にデビュー15周年を迎えるので一回ゼロの状態で新しいやり方にベットしてみようと思って生まれた曲です」と語り、同じくアーティスト活動をしている佐野も興味津々で深くうなずいた。
家入の「心を込めて歌わせて頂きます!」の覚悟とともに披露された主題歌に対し、まず桜田は「すごい!!! ありがとうございます!」と拍手喝采。その瞳には感激の涙が。佐野も「足の先まで鳥肌が立って驚いています! 生で聴かせてもらって、より一層ドラマに身が入りそうです!」と決意を新たに大満足。最後に家入からは「M!LKのライブにも行かせていただいてます」という発言が出て、佐野も「メンバーも(イベントで)お世話になっております!」と感謝の言葉が。表敬訪問は和やかな雰囲気のうちに終わった。
ひかわかよが脚本を手掛けたサスペンスドラマ。20歳の誕生日に誘拐された八神製薬の令嬢・結以は、身代金目的の犯人になぜか「一緒に逃げてほしい」と懇願する。彼女の真の目的とは一体何か。
■放送情報
『ESCAPE それは誘拐のはずだった』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00~23:00放送
出演:桜田ひより、佐野勇斗、ファーストサマーウイカ、結木滉星、加藤千尋、髙塚大夢(INI)、志田未来、松尾諭、山口馬木也、富田靖子、北村一輝
脚本:ひかわかよ
演出:小室直子、長沼誠ほか
チーフプロデューサー:荻野哲弘
プロデューサー:秋元孝之、明石広人
音楽:桶狭間ありさ
主題歌:家入レオ「Mirror feat.斎藤宏介」(ビクターエンタテインメント)
制作協力:オフィスクレッシェンド
©日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/escape/
公式X(旧Twitter):https://x.com/escape_ntv






















