ムロツヨシ主演『うち弁』が2026年新春SPとして2年ぶりに復活 木南晴夏が新たなバディに

ムロツヨシが主演を務めるスペシャルドラマ『うちの弁護士はまたしても手がかかる』が、2026年1月4日21時よりフジテレビ系で放送されることが決定した。
2023年10月期にフジテレビ系金9ドラマ枠で放送された『うちの弁護士は手がかかる』は、ムロ演じる主人公・蔵前勉と個性豊かな登場人物たちが織りなす、リーガルエンターテインメントドラマとして好評を博した。全11話の平均個人視聴率が3.8%(※ビデオリサーチ調べ/関東地区)を記録、また全話とも放送後1週間の配信数が200万を超え、見逃し配信数が2400万再生(※TVer DATA MARKETINGにて算出/各話放送後8日間でのTVer・FODの合計値)を突破した。本作は、連続ドラマ版最終回の続きを描くスペシャル版となる。
蔵前(ムロツヨシ)は、トップ女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)を長年サポートしてきた超敏腕マネージャーだったが、ある日突然、クビを宣告されてしまう。蔵前は絶望し、生きる意味すら見失ってしまっていたが、ひょんなことから新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)のパラリーガルを任される。杏に振り回されながらも、蔵前は長年培った手腕を発揮し、少しずつ杏と心を通わせていく。正義のために奮闘する中で、蔵前自身も自信を取り戻し、パラリーガルとしての人生を歩み始めていた。
数年後。なんと蔵前は再び、クビの危機に直面していた。杏が香澄法律事務所からアメリカの法律事務所に移籍し、蔵前は担当弁護士を失って時間を持て余していた。同僚たちにからかわれ、所長・香澄今日子(戸田恵子)からは契約終了をほのめかされてしまう。焦る蔵前に、大人気弁護士・樋口新(木南晴夏)が事務所を独立しようと動いているらしいというニュースが飛び込んでくる。テレビ番組で穏やかな口調で話す新を見て、蔵前は「こういう先生が担当だったらな……」と希望を見いだし、直接交渉へ。新に対面した蔵前は、謙虚で丁寧な姿勢に感動し、「ぜひ先生の下で働かせてほしい」と懇願する。新も蔵前の熱意に感動し、快諾。「職業柄、口頭でのお約束が苦手でして……」と、すぐに自分のタブレットに条件書面を出して署名を促す新。蔵前が「一度所長に確認を……」と返すと、新は「いろんな方にお話をいただいているので、今署名できないならこの話はなかったことに」と、あっさり引こうとする。慌てた蔵前はその場で署名してしまう。それが地獄の始まりとも知らずに……。
ムロと本作で新たにタッグを組むのが、弁護士・樋口新を演じる木南晴夏だ。『勇者ヨシヒコ』シリーズ(テレ東系)、『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)、映画『アンダーニンジャ』などさまざまな作品で共演してきたムロと木南。『大恋愛』ではムロ演じる小説家を木南演じる編集担当がサポートする姿が描かれたが、本作では真逆の関係性に。また、法律事務所のクリスマスパーティーがラストシーンとなった連ドラ最終回で、蔵前は、ムロが『勇者ヨシヒコ』シリーズで演じるメレブに扮装して登場。メレブと仲間のムラサキ、人気シリーズを作り上げてきたムロと木南が再びタッグを組み、新春のフジテレビドラマに登場する。
また、おなじみのキャスト陣も再集結。脱税で実刑判決を受けるも女優に復帰した笠原梨乃を演じる吉瀬美智子、香澄法律事務所の所長・香澄今日子を演じる戸田恵子、経験豊富なスーパーパラリーガル・丸屋泰造を演じる酒向芳をはじめ、事務所のムードメーカーでタレント業に憧れる弁護士・山崎慶太を演じる松尾諭、歯に衣着せぬ発言が武器のやり手弁護士・辻井玲子を演じる村川絵梨、司法書士の資格を取得した若手パラリーガル・岩渕亮平を演じる日向亘、そして蔵前の元マネージャー仲間で元カノ・安藤カオリを演じる安達祐実、香澄法律事務所のライバル、天野法律事務所弁護士・大神楓を演じる菅野莉央が出演する。
そして、蔵前が杏と初めて担当した裁判の原告で、ドラマや映画のプロデューサー・吉岡恵理子を演じる入山法子、吉岡からパワハラで訴えられたことをきっかけにプロデューサーからアシスタントディレクターに降格したが現在はプロデューサーに復帰した静川薫を演じる東根作寿英、杏の幼少時代を演じる早瀬憩、梨乃のドリンクを買うために蔵前が毎朝通っていたカフェ店員を演じた本多力が、本作では意外な役柄で登場する。そして、ナレーションは引き続き時任三郎が務める。
あわせて、スペシャルドラマの放送を記念して、2026年1月2日、3日に『うちの弁護士は手がかかる』が一挙再放送されることも決定した。
ムロと木南、プロデューサーの金城綾香からはコメントも到着。木南が新たなパートナー・樋口新を演じることについて聞かれたムロは「木南さんが演じて下さると伺って、すぐに“本当なんですか?”、“本気なんですか?”と電話でお話させていただきました。長い付き合いなので、撮影初日からお芝居の相談をさせていただいて、本当に心強いです」と率直な思いを語りつつ、「本音はどうなんですか?(笑)」と木南に質問。木南は「最初に金城(綾香)プロデューサーからお話をいただいた時に、“私はやらせていただきたいけど、ムロさんに確認してください”とお願いしました。もともと連ドラでムロさんがやっていらしたドラマなので、ムロさんのやりたいこと、やりやすいことがあるかもしれないと思って。そしたら、“ムロさんもぜひ、と言って下さってる”と聞いて安心しました。今回、がっつりお芝居することが久しぶりなので、とてもうれしいです」とムロの共演への思いを明かした。
『大恋愛』とは真逆の関係性について聞かれると、「確かに! どうですか?」(ムロ)、「そんなに覚えていないんですが…」(木南)、「覚えてろよ! (笑)」(ムロ)、「(笑)」(木南)と相性の良い掛け合いを披露。続けて、ムロが「物語の後半で、木南さん演じる編集者が小説家の僕に“好きです”と告白するシーンがあったんですよ。でも僕は“気持ちに答えられない”と言ってしまうんですね。そのシーンを撮り終わった後に、なんでお前に振られなきゃいけないんだよ! って怒られました」とエピソードを明かし、木南は「言ってましたね(笑)」と付け加えた。そしてムロは本作で木南とくむバディについて「本作では恋愛要素はなく、タイトル通り、僕が手のかかる方のお世話をする。いろんな関係性を演じてきましたが、初めての関係性ですね」と説明。木南は「初めてですが、テイスト的にはコメディ要素が強い作品なので私はやりやすいですね。『大恋愛』はすごくやりづらかったんで…。好きな役だよ? やりづらいよ(笑)」と“やりづらさ”を強調し、それに対しムロが「やりづらい言うな!(笑)」とツッコミ。改めて木南は「ムロさんと真面目に芝居をする、貴重な機会でした」と振り返り、ムロは「木南さんとは、いい振り幅でお仕事させていただいてありがたいです。あえて細かい部分を突きつめず本番に臨んだり、連ドラを経て形になっているお芝居は事前にお話したり、今回も一緒にお芝居をしていて楽しいです」とコメントを寄せた。
香澄法律事務所のメンバーとの芝居については、「あとからチームに入るのは勇気がいることなんですが、皆さん、温かく迎えて下さいました。事務所のシーンは、皆さん、ギアを何段階かあげてくるので、私もその雰囲気にのっかって演じることができてやりやすいです」と木南。ムロは「物語の最初も、新さんはなじまず、事務所メンバーは“とんでもない人がきてしまった”という関係性なので、いい形で始められている思います。僕は事務所メンバーと久々の再会ですが、お芝居する前段階の話し合いや収録前のリハーサルなどとても楽しいです」と座長ならではの視点も交えて語った。
最後に、ムロは「準備稿の段階から金城プロデューサーとたくさんお話をさせていただきました。僕たちなりのメッセージを込めた作品です。『うちの弁護士はまたしても手がかかる』ぜひぜひご期待ください!」と視聴者へのメッセージを寄せた。
また、プロデュースを担当した金城は、「『うちの弁護士がまたしても手がかかる』。…本作の続編を制作できたのは、本当に幸せなことでした。ムロツヨシさんはじめ香澄法律事務所の皆さんにまた集まっていただけたこと、そして新たに“手のかかる“弁護士として、木南晴夏さんという最高の女優さんにご参加いただけたこと、こんなに幸せで良いのかと思える現場でした! お正月にぜひぜひ、大いに笑っていただければと思っております!」と期待を寄せている。

■放送情報
『うちの弁護士はまたしても手がかかる』
フジテレビ系にて、2026年1月4日(日)21:00~23:39放送
出演:ムロツヨシ、木南晴夏、吉瀬美智子、菅野莉央、日向亘、入山法子、東根作寿英、本多力、早瀬憩、安達祐実、村川絵梨、松尾諭、時任三郎(ナレーション)、酒向芳、戸田恵子
脚本:中園勇也
音楽:川井憲次、fox capture plan
プロデュース:金城綾香
制作プロデュース:森田美桜、大古場栄一
演出:相沢秀幸、下畠優太
制作協力:AOI Pro.
制作著作:フジテレビジョン
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_returns/
公式X(旧Twitter)https://x.com/uchiben_kin9_cx
公式Instagram:https://www.instagram.com/uchiben_kin9_cx/?hl=ja
『うちの弁護士は手がかかる』
フジテレビほかにて再放送
第1話・第2話:2026年1月2日(金)7:00~9:30放送
第3話・第4話:2026年1月2日(金)12:00~14:00放送
第5話・第6話・第7話・第8話・第9話:2026年1月3日(土)7:00~11:50放送
第10話・第11話:2026年1月3日(土)12:00〜14:00放送
出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向亘、安達祐実、村川絵梨、松尾諭、時任三郎(ナレーション)、酒向芳、戸田恵子、江口のりこほか
脚本:服部隆、おかざきさとこ、西垣匡基、中園勇也、神田優、市川貴幸
音楽:川井憲次、fox capture plan
プロデュース:金城綾香、江花松樹
演出:瑠東東一郎、相沢秀幸、下畠優太、中田博之、片山雄一
制作協力:AOI Pro.
制作著作:フジテレビジョン
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/





















