『果てしなきスカーレット』IMAX上映決定 細田守監督の過去作で紡がれる新予告も

『果てしなきスカーレット』IMAX上映決定

 11月21日に公開される細田守監督の新作映画『果てしなきスカーレット』の新予告が公開。IMAXでの同時公開も決定し、IMAXポスタービジュアルも公開された。

 本作は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』『竜とそばかすの姫』などの細田監督が手がける、“生きる”をテーマにした物語。「人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。今、この大きなテーマを、観客と一緒に考えたい」という細田監督の想いから始まった本作では、主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、“死者の国”で再び、宿敵に復讐を果たそうとする模様が描かれる。

 主人公の王女・スカーレットの声を演じるのは、芦田愛菜。そして芦田演じるスカーレットと共に旅をする現代の日本人看護師・聖を岡田将生が演じる。さらに、スカーレットと聖の前に立ちはだかる最凶の宿敵・クローディアスを圧倒的存在感で役所広司が演じるほか、市村正親、吉田鋼太郎、斉藤由貴、松重豊、山路和弘、柄本時生、青木崇高、染谷将太、白山乃愛、白石加代子といった総勢11名の俳優陣が集結した。

 第82回ヴェネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門、第50回トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門、第63回ニューヨーク国際映画祭スポットライト部門に選出された本作。ヴェネチア国際映画祭での公式上映では10分を超えるスタンディングオベーションが巻き起こった。

【予告2】『果てしなきスカーレット』<11月21日(金)公開>

 公開された新予告は、細田監督の過去6作品から“自ら運命を切り開く名シーン”で紡がれ、最新作『果てしなきスカーレット』へとバトンが渡されるような映像となっている。また、“細田監督作品史上最も激しい”とされるアクションシーンも。次々と襲い掛かってくるスカーレット(芦田愛菜)の復讐の相手、クローディアス(役所広司)の家臣らに対し、スカーレットが馬上で剣を振るう騎馬戦や、生身で剣や拳を交えるシーン、髪を掴まれながらも強い眼差しでクローディアスを睨みつけるシーンなどが映し出されている。

 一転、スカーレットの命を狙ってきたクローディアスの家臣の一人、ヴォルティマンド(吉田鋼太郎)から告げられる衝撃の真実。「知りたくないか、あのとき(アムレット王処刑のとき)俺は王のつぶやきを聴いた……!」。この言葉が、スカーレットの“復讐”という揺るぎない信念に波紋を広げる。「父の託した願い」の存在を知った彼女の心は大きく揺れ動き、聖(岡田将生)の「君がもし今みたいじゃなく、もっと違うふうに過ごしていたらどんなだろう?」という問いかけから、スカーレットは自身の可能性について考えるようになる。「父さんの敵をとるためだけに生きてきた。だけど……」と彼女が辿り着く運命の先には何が待ち受けているのか。

 公開日の11月21日から、全国60館でのIMAX同時公開も決定。たくさんの花があしらわれた真っ白いドレスを身に纏ったスカーレットが、儚げな眼差しで何かを見つめ、下に落ちていくような水中へ潜っていくような姿を描いたMAXポスタービジュアルも公開された。

■公開情報
『果てしなきスカーレット』
11月21日(金)公開
出演:芦田愛菜、岡田将生、山路和弘、柄本時生、青木崇高、染谷将太、白山乃愛、白石加代子、吉田鋼太郎、斉藤由貴、松重豊、市村正親、役所広司
監督:細田守
配給:東宝、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©︎2025 スタジオ地図
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