ビートルズとの微笑ましいやりとりが 『ブライアン・エプスタイン』新本編映像公開

『ブライアン・エプスタイン』新本編映像公開

 TOHOシネマズ シャンテほかにて公開中の映画『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』より新たな本編映像が公開された。

 本作は、ビートルズを見出して世界的な成功へと導いた、“5人目のビートルズ”とも言われるマネージャー、ブライアン・エプスタインの波乱に満ちた32年の生涯を描く物語。過酷なマネージャー業務を鮮やかにこなす一方、業務過多から薬物中毒に陥った心優しいビジネスマンは自身がゲイであるという事実と周囲の偏見から次第に精神のバランスを失っていく。世界的人気バンドのマネージャーが人知れず続けていた孤独な闘いと願いとは。

 主人公エプスタインを演じるのは、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のジェイコブ・フォーチュン=ロイド。彼を支える父母役で『おみおくりの作法』のエディ・マーサン、『奇跡の海』のエミリー・ワトソンが出演している。また、ビートルズのメンバー・ポール・マッカートニー役を人気バンド「ニュー・ホープ・クラブ」のヴォーカル、ブレイク・リチャードソン、ジョン・レノン役を『パンプキン』のジョナ・リースがそれぞれ務め、エプスタインがクラブの受付から歌手に引き上げるシラ・ブラック役を『ジュディ 虹の彼方に』のダーシー・ショウが演じている。

映画『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』本編映像(世界同時中継編)

 公開されたのは、世界一の人気バンドとなったビートルズがいかにエプスタインのことを信頼し頼ってきたかが分かる本編映像。ビートルズのマネージャーという激務、自身のセクシャリティを誰にも言えず苦しむ日々。それらを飲み込むように薬物を摂取していくエプスタイン(ジェイコブ・フォーチュン=ロイド)は、ついにその限界がきて倒れてしまう。映像は療養明けのブライアンのもとにビートルズが駆けつけてくるところから始まる。一人一人とハグの挨拶をすると、こみ上げてくる表情を一瞬見せるエプスタイン。そんな彼を優しい眼差しで見つめるビートルズの面々。早速映画の話を持ってきたエプスタインにふざけるリンゴ・スターと喜ぶジョン・レノン。さらには世界中で4億人が視聴する史上初の世界同時生中継をBBCがやることになり、そこへの出演を取り付けてきたことを告げ、そのための新曲をリクエストするエプスタインなど、エプスタインに久々に会えたことに嬉しさを隠せないビートルズの微笑ましい姿が映し出されている。

■公開情報
『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』
TOHOシネマズ シャンテほかにて公開中
出演:ジェイコブ・フォーチュン=ロイド、エミリー・ワトソン、エディ・マーサン
監督:ジョー・スティーヴンソン
配給:ロングライド
2024年/イギリス/英語/112分/スコープ/カラー/5.1ch/原題:Midas Man/日本語字幕:斉藤敦子/字幕監修:藤本国彦
©︎STUDIO POW(EPSTEIN).LTD
公式サイト:https://longride.jp/lineup/brian/

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