“ひとの想い”を背負う穏やかで誠実な草彅剛の表情が 『終幕のロンド』ポスター公開

草彅剛『終幕のロンド』ポスタービジュアル

 10月13日よりカンテレ・フジテレビ系で放送がスタートする草彅剛主演の月10ドラマ『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』のポスタービジュアルが公開された。

 本作は、遺品整理人である主人公が、遺品整理会社の仲間たちとともに、ときに孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていくオリジナルストーリーのヒューマンドラマ。脚本は、草彅が主演を務めた『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(NHK)の高橋美幸が手がける。

 草彅は、商社マンとして忙しく働いていた5年前に妻を亡くした後、遺品から汲み取った故人の想いを遺族に伝える遺品整理人となった鳥飼樹を演じる。鳥飼は小学1年生の息子を育てながら、遺品整理会社「Heaven’s messenger」の仲間たちとともに、さまざまな事情で家族を亡くした遺族に寄り添っていく。

 そのほか、中村ゆり、八木莉可子、塩野瑛久、長井短、小澤竜心、石山順征、永瀬矢紘、要潤、国仲涼子、古川雄大、月城かなと、大島蓉子、小柳ルミ子、村上弘明、中村雅俊、風吹ジュンがレギュラーキャストとして出演する。

 公開されたポスタービジュアルは、主人公・鳥飼樹(草彅剛)を中心に、物語を彩る登場人物たち総勢27人が一堂に会したデザイン。美しいブルーを基調とし、淡い紫が光のように差し込まれたカラーリングが目を引き、そこにちりばめられた役者たちの表情が印象的に捉えられている。

 鳥飼の横顔は、穏やかな表情で遺品整理人としての誠実さを感じさせ、その背中には大切な人への想いや責任、さまざまな“ひとの想い”を背負っている。また、優しさあふれる穏やかな笑顔もあれば、欲にまみれた自己中心的な険しい表情、絶望や後悔、幸せや希望などがある一人ひとりの表情は、さまざまな人間の感情の機微を繊細に表現。それぞれの視線の交差が、いくつもの人間ドラマが複雑に絡み合うことを予感させる。また、浮遊している人物が、かすかで淡いトーンなのは、“大切な思い出は、残像のように心に宿る”ことを示唆している。そして、タイトルの一部でもある「もう二度と、会えないあなたに」という言葉は、本作の根源的なテーマであり、複数の意味を持つキーとなるフレーズとなっている。

『終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー』の画像

終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー

『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』の高橋美幸が脚本を手がけたヒューマンドラマ。遺品整理人である主人公が、遺品整理会社の仲間たちとともに、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく。

■放送情報
『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』
カンテレ・フジテレビ系にて、10月13日(月)スタート 毎週月曜22:00~放送
※初回15分拡大
出演:草彅剛、中村ゆり、八木莉可子、塩野瑛久、長井短、小澤竜心、石山順征、永瀬矢紘、要潤、国仲涼子、古川雄大、月城かなと、大島蓉子、小柳ルミ子、村上弘明、中村雅俊、風吹ジュン
脚本:高橋美幸
演出:宝来忠昭、洞功二
演出・プロデューサー:三宅喜重
プロデューサー:河西秀幸、三方祐人、阿部優香子
音楽:菅野祐悟
制作協力:ジニアス
制作著作:カンテレ
©︎カンテレ
公式サイト:https://www.ktv.jp/shumaku-rondo/
公式X(旧Twitter):@shumaku_rondo
公式Instagram:@shumaku_rondo

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