『べらぼう』井之脇海、横浜流星とクランクアップの抱擁 1年2カ月の新之助に別れ
NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で小田新之助を演じた井之脇海が、第33回の放送をもってクランクアップを迎えた。
自身のInstagramでは、青空の下で花束を抱えた写真とともに「浪人からはじまり、百姓になり、流民になり、長屋住まいになり」と1年2カ月の撮影を振り返り、「ふく(小野花梨)を愛すことができ、蔦重を守ることができ、新之助は幸せだったと思います」と思いを綴った。
さらに脚本・森下佳子氏の言葉「それはエンターテイメントが起こした奇跡の瞬間だ」を引用し、「エンタメは本気でやり抜けば、きっと奇跡は起こせる。この言葉と『べらぼう』を心に刻んで、今後も頑張りたい」と決意をにじませた。
『べらぼう』公式アカウントでも井之脇のクランクアップ動画が公開され、蔦屋重三郎役・横浜流星と熱い抱擁を交わす場面が映し出された。並んで笑顔を見せる2ショットは、作品を通じて培われた強い絆を象徴する一枚となった。
コメント欄には「新さんらしい最期でした」「お空でふくちゃんととよ坊と楽しく暮らしてくださいね」「井之脇さんだからこその小田新之助でした」と多くの感謝と惜別の声が寄せられている。また「蔦重と新之助さんの最期のシーン、とても印象的で心に残りました」「最高の死に際の演技でした」と、最終回に向けた演技への称賛も相次いだ。
同日には、他のキャスト陣のオフショットも立て続けに公開された。
服部半蔵を演じた有吉弘行は、自身の演技を「100点!」と語る笑顔の姿を披露。さらに、富本斎宮太夫役の新浜レオン、次郎兵衛役の中村蒼と横浜流星の3ショットもアップされ、「歌や芸事はどの時代も人の心を動かす」とのコメントとともに大河初出演を終えた感慨が伝えられた。また、長谷川平蔵役の中村隼人は、蔦重を救ったシーンの撮影後に横浜流星と並ぶオフショットが公開され、力強い笑顔を見せている。
波乱の人生を駆け抜けた新之助は幕を下ろしたが、『べらぼう』の物語はまだ続く。残された蔦重たちはどのような道を歩むのだろうか。
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