山田杏奈が同世代の俳優から受ける刺激 「役者とは違う形で作品に関わることができたら」

山田杏奈が同世代の俳優から受ける刺激

「現場に入るたびに、自分のお芝居を振り返る感覚がある」

ーーちなみに、普段からアニメ作品はご覧になるんですか?

山田:たまに観ます。最近だと『チ。』や『メダリスト』を観ていました。中学の頃もアニメをよく観ていたので、自分の名前の前に“CV”が付く日が来るとは思っていませんでした。アニメを観ていると、「やっぱり声優さんってすごいな」と思うことがあって。キャラクターに命を吹き込んでいて、“誰かが声を当てている”ということを忘れるくらい自然なんですよね。本当に尊敬します。

ーー今回の作品では、ステファン役の鈴鹿央士さんとの掛け合いも印象的でした。

山田:実は、収録では一緒になっていないんです。それでも鈴鹿さんの声がすごく良くて、ブースの中で1人で収録していても、「あ、ここでステファンがいるんだな」と感じることができました。鈴鹿さんとは5年前にドラマ『MIU404』(TBS系)でご一緒したことがあって、その安心感もありましたね。

ーー他にも豪華キャストが揃っていましたね。

山田:山里亮太さん、くっきー!さんなど、個性豊かな方々がキャラクターにピッタリで。くっきー!さんのキャラ、すごかったです(笑)。

ーー山田さんはもうすぐ芸歴15年目を迎えられますね。

山田:本当にあっという間ですね。ひとつ現場が終わると、気づけば3カ月、そして1年が終わっている感じです。

ーー今、改めて演技とどう向き合っているのでしょうか?

山田:現場に入るたびに、自分のお芝居を振り返る感覚があります。得意な表現に頼りすぎるとダメだと思っていますし、苦手なこととも向き合わなきゃいけない。そういう意味では、向き合い方は少しずつ上手になってきた気がします。

ーー出演作も多数控えていますが、今後新たに挑戦してみたいことはありますか?

山田:同世代の役者の方々が、お芝居以外の領域でも映像作品でご活躍されているのは刺激になります。どういう形かはまだ分からないですけど、私も何かしら役者とは違う形で作品に関わることができると、また違ったものが見えてきておもしろそうだなと思います。お芝居の面では、テンポのいい会話劇とか、ちょっとコメディっぽいものにも挑戦してみたいですね。これまであまりやってこなかったので。

■公開情報
映画『ChaO』
全国公開中
声の出演:鈴鹿央士、山田杏奈、山里亮太、シシド・カフカ、梅原裕一郎、三宅健太、太田駿静、土屋アンナ、くっきー!
監督:青木康浩
キャラクターデザイン・総作画監督:小島大和
美術監督:滝口比呂志
音楽:村松崇継
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:東映
©2025「ChaO」製作委員会
公式サイト:chao-movie.com
公式X(旧Twitter):@ChaOmovie
公式Instagram:@ChaOmovie

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<応募締切>
9月6日(土)

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