吉川愛、実写映画吹き替え初挑戦で得た新たな経験 「試行錯誤する時間も楽しかった」

世界的大ヒットシリーズの新たな幕開けとなる『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が公開された。スカーレット・ヨハンソン演じる、シリーズ初の女性主人公となる秘密工作の専門家ゾーラ・ベネットら新たなキャラクターが続々登場する本作。ゾーラたちと行動を共にすることとなるデルガド一家の長女テレサ・デルガド(ルナ・ブレイズ)の日本語吹替版キャストを務めたのは、吉川愛だ。
ディズニー・アニメーション映画『ラーヤと龍の王国』で吹き替え声優を経験してきた吉川だが、実写の吹き替えは本作が初挑戦となった。そんな中で何を感じ、どんな準備をして臨んだのか。作品全体の印象や恐竜たちとの対峙について、そして“演じること”への思いを聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】
実写映画の吹き替えは「リアルだからこそ難しい」
ーーまずは作品をご覧になっての感想を教えてください。
吉川愛(以下、吉川):大迫力で圧倒されますし、とっても面白かったです! イチ観客として観ていても本当に……。公開されたら劇場に観に行こうと思っています!
ーーそれは期待が大きいですね。『ジュラシック』シリーズにはもともと親しみがあったんですか?
吉川:小さい頃から観ていましたし、何よりも恐竜の迫力がすごいなって。最初は「恐竜=怖い」という印象があったのですが、『ジュラシック』シリーズを通して観ていく中で、カッコよかったりかわいかったりする恐竜もいて、それぞれが“生きるために戦っている”描写がとても印象的でした。だからこそ「恐竜に実際に会ってみたいな」「恐竜と過ごしてみたいな」と思わせてくれる作品だと思います。
ーーそんな親しみのあるシリーズの最新作に吹き替え声優として参加することが決まったときの心境を教えてください。
吉川:私自身もビックリして、マネージャーさんに思わず「え……?」って聞き返してしまいました(笑)。本当に光栄なことですし、このような大作のシリーズに関われることがとても嬉しかったです!
ーー実写の吹き替えは今回が初挑戦となりましたが、アニメーションの吹き替えとの違いは感じましたか?
吉川:とても感じました。アニメーションは絵がしっかりしているので、動きや表情が読み取りやすいのですが、実写は逆に“リアルだからこそ難しい”と感じる部分もありました。悲鳴ひとつにしても、リアルに声を出すシーンほど自分の中に同じ体験がないと表現することが難しくて。でも、だからこそ、今回たくさん監督にも教えていただき、学ぶことができました。






















