『しあわせな結婚』早くも犯人発覚、さらに“三角関係”フラグか? 第4話で衝撃展開に突入

『しあわせな結婚』(テレビ朝日系)第4話のラストに待ち受ける衝撃展開に、放送を観ながら思わず声を上げてしまった。
幸太郎(阿部サダヲ)と同じく、自身の考えをまとめるため、ネルラ(松たか子)は黙々と絵に向きあっていた。絵を完成させ、ネルラが向かったのは、鈴木家のマンション近くに車を停めている刑事の黒川(杉野遥亮)の元。車内に乗り込み、ネルラは「怯えることはやめた」と黒川に告げ、今度はマンションの4階へと上がっていく。それは、父・寛(段田安則)の暮らす階。「15年前、布勢夕人を殺したのはお父さん……お父さんでしょ?」とネルラは寛へと問いかけるのだ。同じ頃、幸太郎は寝室に貼られているネルラの自画像を発見する。真っ直ぐに前を見据える、鋭い眼光のネルラが、自身の過去=事件と向き合うことへの覚悟を表しているかのようだ。
『しあわせな結婚』阿部サダヲはなぜ松たか子に惹かれたのか 幸太郎の心理を読み解く
阿部サダヲが主演を務めるドラマ『しあわせな結婚』(テレビ朝日系)は、夫婦の愛を問う新感覚のマリッジ・サスペンス。先の読めないスト…なぜ寛は娘の婚約相手である布勢(玉置玲央)を殺したのか、その真相はまだ謎ではあるが、ネルラの記憶にあった男の足が父のものだということを、彼女は思い出したのだろう。次回予告では「浮かぶ新たな“容疑者”」のテロップの元、「不幸の始まりは私がネルラに喋ったことにある」という寛のセリフ、さらに「芸術家の気持ちはお義父さんには分からないです」という布勢の言葉が確認できる。寛が犯人と確定したわけではないが、幸太郎とネルラの別居や寛の不倫問題で内部崩壊している鈴木家はさらに破滅していきそうだが、ここで弁護士である幸太郎がどう立ち回るのかがポイントになるだろう。

そして、思わぬ展開となっていきそうなのが、黒川を交えたネルラと幸太郎によるまさかの三角関係だ。黒川は、事件が起きた15年前、交番勤務についたばかりの新人巡査で、ネルラ以外で現場を最初に見た人物だった。連行されていく警察車両に乗った、赤色灯に照らされるネルラの表情を見て、黒川は「この女が犯人だと」確信したという。決め手となる証拠も見つからない中で、黒川は15年が経った今、いわゆる刑事としての勘だけで、事件を再捜査している。
先述したネルラが黒川と2人きりで話すシーンで、ネルラのことが15年前から忘れられないという黒川に、ネルラが自ら「好きなの? だから、いたぶりたいの?」というストレートな質問をする。黒川もいっぱしの刑事だ。冷静に真実を明らかにしたいだけだと伝えるものの、彼の動向を振り返ってみると、幸太郎に言った「この世のどこにもいないタイプ。だから結婚した」というセリフは、黒川がネルラのことをそう思っているとも取れる。仮に寛が事件の犯人だとすれば、ネルラが忘れられずに再捜査し始めていた黒川の勘は外れることとなる。

第5話の予告では、幸太郎が「妻とあなたは、刑事と被疑者なだけですか?」と黒川に問いただすセリフや、「私を待ってたの?」というネルラに黒川が「はい」と答える場面、「嫌われていても真実は真実です」と水をがぶ飲みする黒川の姿が映し出されており、黒川が後半戦に向けて物語を盛り上げるキーマンになりそうだ。
大石静が脚本を手がける、夫婦の愛を問う“完全オリジナルホームドラマ”であり、令和の“マリッジ・サスペンス”。主演を務める阿部サダヲと松たか子は、10年ぶりに夫婦役を演じる。
■放送情報
木曜ドラマ『しあわせな結婚』
テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~21:54放送
出演:阿部サダヲ、松たか子、板垣李光人、段田安則、岡部たかし、玉置玲央、金田哲、馬場徹、辻凪子、堀内敬子、小松和重、杉野遥亮
脚本:大石静
監督:黒崎博、星野和成、楢木野礼
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー:田中真由子(テレビ朝日)、山形亮介(テレビ朝日)、森田美桜(AOI Pro.)、大古場栄一(AOI Pro.)
音楽:世武裕子
主題歌:Oasis「Don’t Look Back In Anger」(Sony Music Labels Inc.)
制作協力:AOI Pro.
制作著作:テレビ朝日
©テレビ朝日
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