水上恒司と宮舘涼太の“執着”がぶつかり合う 『火喰鳥を、喰う』主題歌入り本予告公開

『火喰鳥を、喰う』主題歌入り本予告公開

 10月3日に公開される水上恒司主演映画『火喰鳥を、喰う』の主題歌入り本予告が公開された。

 本作は、第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞を受賞した原浩による同名小説を実写映画化するミステリーホラー。『超高速!参勤交代』シリーズや『空飛ぶタイヤ』、『シャイロックの子供たち』などの本木克英が監督を務め、『ラーゲリより愛を込めて』や『ディア・ファミリー』などの林民夫が脚本を手がけた。

 本作が映画単独初主演作となる水上が主演を務め、ヒロイン役で山下美月が出演。そのほか、本作が映画単独初出演となるSnow Manの宮舘涼太、森田望智、豊田裕大、麻生祐未、吉澤健らが共演に名を連ねた。

 そんな本作の主題歌がマカロニえんぴつが書き下ろし楽曲「化け物」に決定。ボーカル&ギターのはっとりは映画について、「火喰鳥に翻弄されていく登場人物たちの狼狽する様子や、どんどん狂気的になってく展開に引き込まれました」と感想を述べ、楽曲については「自分を蝕んでいく不安や孤独感、疑心の正体を、火喰鳥のような“見えざる化け物”になぞらえて書きました」とタイトルの由来も含めて明かし、「シャウトを繰り返すコーラスセクションでは、これまでのマカロニえんぴつにない緊迫した雰囲気を出せたようにおもいます」と語っている。

映画『火喰鳥を、喰う』本予告

 あわせて公開された主題歌入りの本予告は、死んだ者と生きる者、そして夕里子(山下美月)をめぐる雄司(水上恒司)と北斗(宮舘涼太)のそれぞれの“執着”がぶつかり合う様子が映し出されている。戦死した先祖・貞市の日記が久喜家に届き、雄司と夕里子たち夫婦をはじめとする一家に不可解なことが襲いかかる。貞市が遺した “ヒクイドリ、クヒタイ”と記された日記に関わった者たちが次々と消えてゆき、夕里子はかつての知り合いで夕里子に想いを寄せていた超常現象専門家・北斗総一郎へ助けを求めるのだが、北斗は、「これは貞市の異常なまでの生への”執着”が巻き起こした“もう一つの現実”との生存競争だ」という。さらなる怪異に巻き込まれ不安を募らせる夕里子に対して雄司は「僕が守る」と宣言するが、北斗も「僕も夕里子を守りたい」と想いをぶつけてくる。

コメント

はっとり(マカロニえんぴつ Vo.&Gt.)(主題歌担当)コメント

ミステリー作品に携わるのは初めてだったので、今までと異なる新しい楽曲テイストにトライできそうだなと高揚しました。
(映画は)火喰鳥に翻弄されていく登場人物たちの狼狽する様子や、どんどん狂気的になってく展開に引き込まれました。終始不気味さが漂う村の雰囲気も好きでした。自分を蝕んでいく不安や孤独感、疑心の正体を、火喰鳥のような“見えざる化け物”になぞらえて書きました。シャウトを繰り返すコーラスセクションでは、これまでのマカロニえんぴつにない緊迫した雰囲気を出せたように思います。

■公開情報
『火喰鳥を、喰う』
10月3日(金)全国ロードショー 
出演:水上恒司、山下美月、森田望智、吉澤健、豊田裕大、麻生祐未、宮舘涼太(Snow Man)
監督:本木克英
脚本:林民夫
原作:原浩『火喰鳥を、喰う』(角川ホラー文庫刊)
配給:KADOKAWA、ギャガ
企画・制作:フラミンゴ
制作協力:アークエンタテインメント
配給: KADOKAWA、ギャガ
©2025「火喰鳥を、喰う」製作委員会

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