上野樹里「愛をもって表現した」 『パフィンの小さな島』アフレコ風景&インタビュー映像

上野樹里、『パフィンの小さな島』を語る

 5月30日より全国順次公開されるカートゥーン・サルーン最新作『パフィンの小さな島』で主人公の母役の声を務めた上野樹里のアフレコ映像が公開された。

 『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ウルフウォーカー』などを手がけたアイルランドのアニメーション・スタジオ、カートゥーン・サルーンの最新作となる本作は、アイルランドの西の海に浮かぶ小さなトンガリ島に暮らす海鳥パフィン(ニシツノメドリ)の女の子ウーナと弟のババ、そして様々な動物たちが繰り広げる冒険と友情の物語。

 ある日、大きな嵐によって故郷の島に住めなくなった動物たちがトンガリ島にやってくる。慣れない環境に戸惑うエトピリカの女の子、イザベルが心ならずも巻き起こした“ある事件”を通じて、新たな友情が育まれていく。

 主人公のウーナを『ラブライブ!』高坂穂乃果役などの新田恵海、イザベル役を田所あずさ、ウーナの弟・ババ役を高野麻里佳がそれぞれ演じる。また、動物の仲間たちのキャストとして、大橋彩香、降幡愛、平山笑美、船戸ゆり絵らが出演する。

映画『パフィンの小さな島』上野樹里インタビュー映像

 公開されたのは、ウーナの母・パフィンを演じた上野が、アフレコに挑戦する姿とともに、作品の魅力や自身が演じた役への思いを語るインタビュー映像。アフレコを行ったのは、気候変動による嵐で故郷を失ったイザベルが、新しい環境で居場所を見つけられず悩んでいると、ウーナのお母さんパフィンが優しく「新しい生活は大変よね」と声をかけ、花に例えながら「(新しい場所が)どんな場所でも、自分のおうちにするの」と背中を押すシーン。上野がアフレコ前から「安らぎの場所はきっと作れるという強さを皆さんに抱いて頂けるよう挑みたい」と意気込みを語っていたシーンだ。

 上野は本作について、「お母さんも、お子さんも、皆さんのそれぞれの立場でこの映画を楽しんでいただけるところが魅力」と力強く語った。また、自身が演じたパフィンについて、観客との距離感が近い存在と位置付け、「物語と見ている方々の間をうまく取り持ちたい」とコメント。また、「揺れながらも信念を貫く姿」そして、我が子やイザベルだけでなく仲間全員に対し「同じように命を守りたいと思って貫くその母性」を大事にして「愛をもって表現したいと思った」とこだわりを語った。

■公開情報
『パフィンの小さな島』
5月30日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
出演:チョー、新田恵海、田所あずさ、高野麻里佳、上野樹里、大橋彩香、降幡愛、平山笑美、船戸ゆり絵
監督:ジェレミー・パーセル
原案:トム・ムーア、リリー・バーナード、ポール・ヤング
脚本:サラ・ダディ
配給:チャイルド・フィルム
提供:チャイルド・フィルム/代々木アニメーション学院/チャンス イン/ミッドシップ 後援:アイルランド大使館
2023年/アイルランド・イギリス/80分/アメリカン・ヴィスタ/5.1ch
©2023 Puffin Rock and The New Friends
公式サイト:Child-film.com/puffin
公式X(旧Twitter):@cartoonsaloonjp

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