『ベスト・キッド:レジェンズ』公開日は8月29日に 日本版ポスター&メイキング映像も
『ベスト・キッド:レジェンズ』の日本公開日が8月29日に決定し、あわせて日本版ポスターとメイキング映像が公開された。
本作は、空手とカンフー、2人のレジェンドの極意を受け継ぐニューヒーローの誕生を描く『ベスト・キッド』シリーズ最新作。オリジナル版で主人公の“カラテ・キッド”を演じたラルフ・マッチオ(ダニエル)がスクリーンに復活し、リメイク版でカンフーの師匠を演じたジャッキー・チェンと初競演を果たす。
1985年に日本公開されたオリジナルの『ベスト・キッド』では、いじめられっこの高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が空手の達人ミスター・ミヤギ(パット・モリタ)と出会い独特な修行方法により心身共に成長、ラストの空手大会で因縁の相手に勝利する。のちに続編も製作されるほどの人気シリーズとなった。さらに2010年にはジャッキー・チェンとウィル・スミスの息子のジェイデン・スミスによるリメイク版が製作され、ジャッキー・チェンは空手ではなくカンフーの達人(ミスター・ハン)として、スミス演じる少年ドレの師匠として登場、全世界で大ヒットを記録した。また、1作目の34年後を描いた映画のスピンオフドラマ『コブラ会』(2018年〜)もシーズン6まで製作され、Netflixで配信されている。
本作の主人公は、17歳の高校生リー(ベン・ウォン)。北京でミスター・ハン(ジャッキー・チェン)からカンフーの指導を受けていたが、家族の不幸により母親と共にニューヨークに移住することになる。リーは過去の出来事を忘れようと努力するが、なかなか周囲やクラスメイトと馴染めず、不当ないじめを受け、争いごとやトラブルに巻き込まれてしまう。そんな時、心を許せる数少ない友人から助けを求められたリーは大切な友人のために戦うことを決意するが、自分のカンフーのスキルだけでは充分ではなく……。
ベスト・キッドを演じるのは、何千もの若手俳優たちをはじめ世界中から応募が殺到したオーディションを勝ち抜いたベン・ウォン。ドラマ『アメリカン・ボーン・チャイニーズ僕らの西遊記』などで活躍する新鋭で、空手、カンフー、拳法、テコンドーなどの武術を習得した彼のアクションは本作最大の見せ場となっている。
ジャッキー・チェンの誕生日である4月7日に公開されたポスターでは、カンフーの師匠ミスター・ハン、空手の達人ダニエル、主人公リーが凛とした佇まいで並んでいる。これは1986年に公開された『ベスト・キッド2』で師匠ミヤギとダニエルが並んだポスタービジュアルをオマージュした構図で、シリーズをリスペクトして日本独自に制作したものだ。“その拳は、伝説を超越する。”と力強いキャッチコピーが添えられており、彼らの眼差しの先にある“頂点(ベスト)”への物語を想像させる仕上がりとなっている。
あわせて撮影風景を収めたメイキング映像も公開。ダニエルの師匠ミヤギの1984年に公開された『ベスト・キッド』での名言が響く中、ベン・ウォンがジャッキー・チェンとラルフ・マッチオからそれぞれカンフーと空手を教わる様子や、笑顔で抱擁を交わす姿など、現場の温かさが垣間見えるエモーショナルな内容となっている。
■公開情報
『ベスト・キッド:レジェンズ』
8月29日(金) 全国公開
出演:ジャッキー・チェン、ラルフ・マッチオ、ベン・ウォン、ジョシュア・ジャクソン、セイディ・スタンリー、ミンナ・ウェン
監督:ジョナサン・エントウィッスル
脚本:ロブ・ライバー
製作:カレン・ローゼンフェルト
エグゼクティブ・プロデューサー:ジェニー・ヒンキー、ラルフ・マッチオ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト:https://www.bestkid-legends.jp