今村翔吾原作『火喰鳥』2026年冬にTVアニメ化決定 制作はSynergySPが担当
今村翔吾の小説『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』が、2026年冬にTVアニメ化されることが発表された。
本作は、明和の大火という史実を元に、江戸の大火に立ち向かった火消たちの姿を描いた物語。かつて、江戸随一といわれた火消侍・松永源吾と、彼の元に集った一癖も二癖もある仲間たちが、火事という災害に悩まされた江戸の人々を救う模様を描く。
直木賞作家・今村のデビュー作でもあり、今もなお連載中の羽州ぼろ鳶組シリーズの第一作が原作となる。制作は『休日のわるものさん』などのSynergySPが担当する。
また、本作の漫画化も決定。『囚人リク』の瀬口忍により、『週刊少年チャンピオン』にて2025年春より連載される。
今回の決定にあたって今村は約3,000字にも及ぶメッセージ「原作者/今村翔吾の想い」を寄稿。「決して諦め無い男たちが皆さんの胸を熱くする。私は今、時代小説発として最高のアニメ、漫画になると確信している」と綴っている。なお、全文は公式サイトにて掲載されている。
あわせて、江戸の大火に立ち向かうぼろ鳶組の面々が印象的なキービジュアルと彼らの表情が窺えるティザー映像も公開された。
そのほか、公式サイトには、北方謙三(小説家)、岩谷翔吾(THE RAMPAGE/アーティスト)、山崎怜奈(タレント)ら、今村と縁のある各界の著名人からのコメントが掲載されている。
■作品情報
『火喰鳥』
2026年冬、放送予定
原作:今村翔吾
アニメーション制作:SynergySP
©今村翔吾/祥伝社/ぼろ鳶組一同
公式サイト:https://hikuidori-project.com/
公式X(旧Twitter):https://x.com/hikuidori_pj