『ACMA:GAME アクマゲーム』ガイドの正体が明らかに 竜星涼が『光る君へ』に続く好演
潜夜役を演じる竜星涼は、大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合)では藤原隆家役を熱演し、感情のままに突っ走る問題児でトラブルメーカーぶりを見事に体現していたのも記憶に新しい。
本作でも竜星演じる潜夜は、対戦相手の天才棋士・毛利(増田昇太)から冷静な判断力を奪うため、悪魔のチカラを使って彼の妻と息子を会場に瞬間移動させる。だが、毛利はそれに対して同じく悪魔のチカラを発動し、家族のことを自身の意識から消し去り対抗する。
「一番大切なのは家族だろ!」と訴える潜夜に、毛利の妻は「あなたの幸せや価値観を私たちに押し付けないで」と反論。奇しくも、自分だけが生き残ってしまい家族を救えなかった後悔に常に囚われている潜夜に、「いつまでそんなこと言ってるのか」と、ある意味独りよがりとも言える彼の価値観に疑問を呈したようにも聞こえる。そのことが潜夜の気持ちを幾分か楽にしてくれたのではないだろうか。
ゲームに敗北した潜夜が、もう自分の利用価値はないだろうと言わんばかりに自ら別れを告げようとするも、照朝はかつてゲームに敗北した際に自身を救ってくれた潜夜の言葉になぞらえて、共に闘う仲間であることを強調した。
「グングニル」の真の狙いがわかった今、参加者vs参加者という構図よりも、参加者vsグングニルという構図になっていくのだろう。また照朝は悪魔の鍵を奪う、集めるではなく、「壊す」と言っていた。
清司はどうしてそんな選民意識の塊かのような感覚を抱くようになったのだろうか。次週に語られるであろう清司の背景と親子対決が見逃せない。
■放送情報
日曜ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』
日本テレビ系にて、毎週日曜22:30〜放送
出演:間宮祥太朗、田中樹、古川琴音、竜星涼、嵐莉菜、増田昇太(s**t kingz)、福山翔大、坂口涼太郎、桐山漣、橋本じゅん、小澤征悦、吉川晃司ほか
原作:『ACMA:GAME』原作:メーブ、作画:恵広史(講談社『週刊少年マガジン』)
脚本:いずみ吉紘、谷口純一郎
演出:佐藤東弥、狩山俊輔、松田健斗ほか
チーフプロデューサー:松本京子
プロデューサー:藤村直人、岩崎広樹、後藤庸介、大庭佑理(AX-ON)、本多繁勝(AX-ON)
音楽:菅野祐悟
VFX:デジタル・フロンティア
制作協力:日テレアックスオン
製作著作:日本テレビ
©︎日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/acmagame/
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