ライムスター宇多丸登壇のトークショーも 「アジアンドキュメンタリーズ映画祭2024」開催へ

「アジアンドキュメンタリーズ映画祭」開催

 6月22日、6月23日の2日間、東京・渋谷のユーロライブで「アジアンドキュメンタリーズ映画祭2024」が開催されることが決定した。

 ドキュメンタリー映画専門の動画配信サービス「アジアンドキュメンタリーズ」が開催する本映画祭。アジアンドキュメンタリーズは2018年からサービスを開始し、アジアを中心に約40カ国、約320本のドキュメンタリー映画を配信している。編成方針は「衝撃・感動・覚醒」を掲げ、配信する全ての作品は、知られざる衝撃的事実との出会いや心揺さぶられる感動、自らの次なる行動につながる覚醒という3つの要素が含まれていることにこだわって厳選している。普段はインターネットで視聴できる配信作品を、映画館の大きなスクリーンで鑑賞し、多彩なゲストを迎えながら、「作品を通してみんなで語り合える機会をつくりたい」という思いで本映画祭が今年初めて開催される。

 映画祭では、ラッパーでラジオパーソナリティのライムスター宇多丸が推す5作品のトークに登壇するほか、俳優でタレントのサヘル・ローズ初監督作品『花束』を特別上映。また、日本人で唯一世界の8000m峰14座の全てを登ったプロ登山家の竹内洋岳が上映作品の山岳ドキュメンタリーについて語るほか、インドのクンブメーラを活写した写真家の名越啓介や、モンゴルに27年通い続ける写真家の清水哲朗など、アジアを愛するクリエイターや作品のテーマに詳しい専門家らが上映作品を通してドキュメンタリー映画の魅力とアジアの現在、未来を語る。

 さらに、全国の高校生選考委員が対象の100作品から選んだ『今、高校生が観るべきドキュメンタリー映画!』では、最終候補に残った5作品の中から当日発表されるベスト作品が上映される。

上映作品

6月22日(土)


『馬ならし、タイガを駆ける』10:30〜上映
モンゴル/86分


『花束』(特別上映)12:50〜上映
日本/94分


『結婚しない、できない私』15:15〜上映
中国/84分


『わたしの、幼い息子イマド』17:30 〜上映
イラク/76分


『オスロ・ダイアリー』19:40〜上映
イスラエル・パレスチナ/99分

6月23日(日)


『今、高校生が観るべきドキュメンタリー映画!』10:15〜上映


『K2 アルピニストの影たち』13:40〜上映
パキスタン/54分


『信仰のつながり』15:10〜上映
インド/117分


『森林伐採―オリンピックのために―』18:00〜上映
インドネシア・日本/52分


『難民の通る村で』19:45〜上映
ブルガリア/82分

■イベント情報
「アジアンドキュメンタリーズ映画祭2024」
会場:ユーロライブ(渋谷)
料金:各回 一般1,500円(前売1,200円)/学生500円
※チケットは公式サイトで購入可
登壇者:ライムスター 宇多丸、サヘル・ローズ、清水哲朗、中島恵、髙遠菜穂子、岡真理、竹内洋岳、名越啓介、川上豊幸、中坪央暁、小林誠司、土屋昌明、外村倫子、伴野智
公式サイト:https://www.asiandocs.net/

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