永尾柚乃、『ライオン・キング』続編出演に意欲 ミキ昴生&亜生は“兄弟の絆”をアピール

永尾柚乃、『ライオン・キング』続編出演願う

 『ライオン・キング:ムファサ』大ヒット記念クリスマスイベントが12月24日に都内で開催され、応援大使を務める子役の永尾柚乃、ティモン役の超実写プレミアム吹替版声優を務めたミキの亜生、そしてサンタクロース姿の“昴生サンタ”ことミキの昴生が登壇した。

 本作は、壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描いた2019年公開の超実写版『ライオン・キング』のはじまりを描く“兄弟の絆”の物語。オープニング3日間で興行収入3億7545万円、25万1122人(※PLF先行上映含む)を動員し、週末興行収入で洋画No.1のヒットスタートを記録。世界では興行収入1億2220万ドル(※約190億円)を突破している。

 華やかなクリスマスツリー“ライオンキング・ツリー”で彩られたステージにまず登場したのは、ハロウィーンに本作の応援大使に抜擢された永尾と、前作『ライオン・キング』に続き超実写プレミアム吹替版のティモン役を務めた亜生。今回もライオンのようなフワフワな耳や尻尾をつけ登場した永尾が早速、「『ライオン・キング:ムファサ』応援大使の、な“ガオー”ゆのです」と愛らしい決めポーズで挨拶すると、会場中が思わず笑顔に。すると自らが演じたティモンをイメージした衣装に身を包んだ亜生もつられて、「ティモン役演じさせていただきましたミキの亜生です! “ガオー”」とライオンポーズで挨拶した。

 もともとディズニー映画の大ファンだったという永尾。『ライオン・キング:ムファサ』の応援大使抜擢は嬉しかったようで、映画にちなんだ衣装のお気に入りポイントを問われると、「全部お気に入りなんですけど、特に手と尻尾がかわいくて大好きなんですよね!」と笑顔で説明。くるっと回って全身を見せると、会場中がほっこりとしたムードに包まれた。その後、映画の感想を問われた永尾は、応援大使らしく堂々と「すごかったですね。とっても温かくて、とっても切なくて、感動しました! 前作『ライオン・キング』で“兄弟なのになぜ?”と思ったところが分かるはじまりの物語で、映像も本当にすごかったです!」と映画の魅力をアピールした。

 一方、前作でもお馴染み大人気キャラクター、シンバの仲間でお調子者のミーアキャット・ティモン役で続投を果たした亜生は、5年ぶりにティモンを演じたことについて、「(初めての声優のお仕事だったので)5年前は何も分からないまま“当たって砕けろ”という勢いで収録したのですが、今回は前作を超えなくてはという想いがありました」と心境を吐露。実際の収録については「監督から、ティモンは皆のことを想ってそうだけど、実は自分のことしか考えていないキャラクターだから、感情を入れないでと言われました。監督が横につきっきりで、踊りながら収録したりと、本当に楽しかったですし、自信もあります! もっと収録していたいなと思いました。(ティモンとプンバァの)テンポ感も最高です」と笑顔。周囲の反響については、「父親から、映画館で『ライオン・キング:ムファサ』のポスターと一緒に撮った自撮り写真が届きました! 父親から自撮りが届いたのは、今回が初めて。さらにその自撮りをしている父親の写真が母から届きました(笑)。みんな喜んでくれていて嬉しいです」と語り、前作に次ぐ大ヒットを喜んだ。そんな亜生演じるティモンも変わらず高い人気を誇っているが、本作の中で特にお気に入りのキャラクターを問われた永尾は、「やっぱりムファサ。それにタカ。サラビ。ラフィキ。そしてもちろんキロスも! そしてザズーとか、あとプンバァとかティモンとか……みんな大好きですね! みんな魅力的なんですよね~」と作品愛たっぷりにコメント。亜生も、「全員にスポットライトが当たっているような作品なんですよね」と優しい笑顔で見守っていた。

 2人が“ムファサトーク”で盛り上がる中、そこへ突然、「サンタクロースがやって来ましたよ~!」と、サンタクロース姿の昴生が登場。映画に登場する動物たちをイメージし、トナカイとサンタクロースのコラボレーションしたようなオリジナル衣装で登場し、本人曰く「サンタクロース史上、一番まばらな拍手」で歓迎された昴生に対し、永尾は「すごくかわいい衣装ですね!」と笑顔。亜生の実の兄で、相方でもある昴生だが、今回の映画には一切登場していないはず。そんな兄に対して、亜生が「お兄ちゃん! 映画関係ないやん!」とツッコむと、永尾が「動物たちがたくさんいるプライドランドにいらっしゃっていたんですかね?」とコメント。そして“昴生サンタ”が駆け付けたことを受け、クリスマスのお願いごとを問われた永尾は「『ライオン・キング』の続編に出たいですね! サルが大好きなのでサル役で出たい!」と笑顔でコメント。“昴生サンタ”は「柚乃ちゃん幼少期のラフィキ役がえんやん! だったら俺は高齢期のラフィキ役で出よかな!」とノリノリでリアクションし、会場を盛り上げた。

 そして昴生は、弟の亜生がティモンを演じている『ライオン・キング:ムファサ』についても言及。映画を既に鑑賞したといい、「ビックリしたのですが、ティモンが結構出てくるんですよ! 最初出てきたときは感動したけど、あまりにも出てくるから……(笑)」と亜生が演じたティモンの活躍シーンが多いことに触れつつも、 「最高でしたよ! これまで語られてこなかったエピソードが分かるので、『ライオン・キング』の深みが増した感じで、本当にすごいなって。もう1回観たいなと思います! ストーリーも良いし、映像もすごいし、音楽も最高でした!」と大絶賛。普段から兄弟で活躍しているだけに、ムファサとタカの“兄弟の絆”の物語は特に心に響いたようで、「僕には声優の仕事は一向に来ないのに、今日みたいにイベントなどでいろんな格好をさせられるんですよ! でも、弟が頑張ってるということで応援しないとなと思って。普通のコンビだったら自分が出ていない作品のイベントに来ないですよ! 全て弟のためですよ!」と熱量たっぷりにコメント。亜生もこれに同調し、「これが僕たちの“兄弟の絆”です!」と、ムファサとタカに負けない“兄弟の絆”をアピールした。

 その後、“昴生サンタ”がムファサ、タカ、キロスのぬいぐるみをクリスマスプレゼントし、ライオン・キングツリーに3人仲良く飾り付け。映画の大ヒットを祝福し、さらなるヒットを祈願した。最後に3人は、『ライオン・キング:ムファサ』を楽しみにしていたファンに向けて、「(映画には)出ておりません! でも、弟が出ている作品で、前作決まってからミキ家で代々受け継がれていく、誇れることができました。映像も音楽もすごいし、本当に“ハクナ・マタタ”な作品になっています! エンドロールに出てくる『亜生(ミキ)』の『ミキ』には俺も含まれているので、是非最後までチェックしてほしいです」(昴生)、「最初から最後まで本当に映像がすごいんです。それに、ティモンとプンバァが良い感じに盛り上げてくれますし、キロスの登場シーンはヴィラン好きにオススメ。全キャラクターに没入して楽しんでほしいです」(亜生)、「本当にすごいんですよ! 本当にすごくて、本当本当にすごいので……映像もなんですけど、香りはしないんですけど(香りがするほどリアルで)本当に素晴らしいので、是非大画面で観てほしいですね。“ガオー!”」(永尾)とそれぞれメッセージを贈り、イベントは終了した。

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■公開情報
『ライオン・キング:ムファサ』
全国公開中
監督:バリー・ジェンキンス
字幕版声優:アーロン・ピエール、ケルヴィン・ハリソン・Jr.、ティファニー・ブーン、マッツ・ミケルセン、ドナルド・グローヴァー、ブルー・アイビー・カーター、ビヨンセ・ノウルズ=カーター、ジョン・カニ、セス・ローゲン、ビリー・アイクナー、プレストン・ナイマン、カギソ・レディガ
超実写プレミアム吹替版声優:尾上右近、松田元太(Travis Japan)、MARIA-E、吉原光夫、和音美桜、悠木碧、LiLiCo、賀来賢人、門山葉子、佐藤二朗、亜生(ミキ)、駒谷昌男、渡辺謙
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
原題:Mufasa: The Lion King
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